プレッピーブーム再来か!?


ポパイ
ウディ・アレンに凄くプレッピーぽさを感じてしまう。ノンシャランとした雰囲気が魅力なんでしょうね。「ポパイ」1989年3月1日号の表紙より。私物。
最近、プレッピーなスタイルを雑誌でチラホラ見ることがある。ネイビーのブレザーが注目されているのもプレッピーの追い風を受けているせいかもしれない。

プレッピーというのは1980年頃に流行したスタイルで、米国東部の有名私立高校に通う良家の子息たちのスタイルを誇大化したものである。

簡単にいうと、日本のトラッドやアイビーの“ねばならない”という悪しき掟を取り去りながらも、上品さ、知的さ、リラックス感を漂わせたスタイルだ。

本場米国のプレッピーの代表選手といえば、ノンシャランとした雰囲気を漂わせているウディ・アレンである。


プレッピー好みの色はピンクグリーン。こんな色のオックスフォードのボタンダウンシャツやポロシャツを着て、洗いたてのチノパンに、素足にモカシンを履いたりする感じ。

化学繊維の入った服やプラスチック製品は大嫌いで、天然素材が大好きな連中である。

当時、「オフィシャル・プレッピー・ハンドブック」という訳本が日本でも発売され話題になった。

日本の場合、プレッピーとアイビー(トラッド)の復活劇とがごちゃ混ぜになってしまい、さらに女のコ版プレッピーともいえるハマトラ人気もあって、さらに複雑化している。ちなみにニュートラは神戸発だったような気がする。

どうしてもプレッピーというとクルーズボートハウス、シップスなどのトレーナー(スウェットのこと)のイメージが強く、マリンプレッピーと結びついて、葉山あたりの若大将似のお坊ちゃまを想像してしまう。

トレーナーといえば・・・、「衿付きのトレーナーのことをスキッパーと呼んでいたよな~」。ちなみにボクはハンテンのトレーナーを着ていました。それってサーファーじゃん!

コール・ハーンとトラファルガー
当時、コール・ハーンとトラファルガーは憧れのインポートブランドでした。とくにコール・ハーンのローファーは高かったので、リーガルで我慢したものです。ボクのなかではバスよりも高級なイメージがありました。コール・ハーンとトラファルガーのリボンベルト。私物。
でも本当のプレッピーの功績は良質の海外ブランドを広めたことである。たとえば、コールハーンのローファーやトラファルガーのベルト、バイフォードのアーガイルソックス、フェアアイルのニットといった憧憬アイテムだ。

当時、プレッピーやハマトラの女のコたちも積極的にブレザーは着ていました。ブラックウォッチの巻きスカートを合わせたり、チビ衿のボタンダウンシャツを着たりして。

髪型はみんなレイヤーカット。ファラフォーセットの髪を少し切った長さでした。それが聖子ちゃんカットなんですけどね。


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