映画から学ぶことを忘れていませんか?
「北北西に進路を取れ」のパンフレット。ケイリー・グラント主演作のなかでも気に入っている1本。ゆったりとしたパンツ(トラウザーズ)のシルエットが美しいです。私物。 |
ケイリー・グラントの私生活がいくら変わっているといったって、あんなニートな着こなしをする人はそうはいません。
30年以上にわたってネクタイにディンプルを作り続けた人ですから。その控えめな着こなしは勉強になります。
「マルタの鷹」のパンフレット。ボギーはそんなに大柄じゃないけれど、じつにバランスよく着こなしています。私物。 |
古い映画もDVD化されて気軽に見られるようになった現在、お手本になるスターがいないとは言わせません。
お茶の間では、ウィリアム・ポウエルやクラーク・ゲーブル、フレッド・アステア、ハンフリー・ボガート、ジャック・レモン、フランク・シナトラも現役のスターということです。
「大いなる別れ」のパンフレット。こちらもボギーの名作。この頃の映画を見ると落ち着くのはなぜ? 往年のスターのほうがスーツ姿もカッコいいです。私物。 |
この2作品は、テレビからビデオ録画したものなので、DVD化されているかどうかはわかりません。念のため。
『男性の好きなスポーツ』(1964)のロック・ハドソンのスイングトップ姿は随分と影響を受けました。
とにかく着こなしの参考になると思った人を、とことん追いかけることがセンスを磨くうえで大切です。
そうそう、映画とは関係ないけれど『世界の料理ショー』のグラハム・カーの色の組み合わせは最高にお洒落でしたね! DVD化されているのかな?