引き算の美学 オーセンティックなスーツ
「シャレード」(1963)。監督スタンリー・ドーネン。1960年代はこんなお洒落な映画が多かったなあ~。ケイリー・グラントはもちろんのこと、共演のオードリー・ヘプバーンも素敵です。パンフレットは私物。 |
そこで参考にしたい人物は、ウエルドレッサーとして知られる俳優のケイリー・グラントだ。
彼の晩年の作品「シャレード」(1963)を見ると、ごく普通のスーツを肩の力を抜いてさりげなく着こなしている。
テーラー・ケイド所有の資料。ここにあるのはほんの一部。もちろんケイリー・グラントの写真集もありました。シネマやジャズなどもスーツを作るうえで大切な要素ということ。 |
ケイリー・グラントが着ていたのはパッチ&フラップ・ポケットのアメリカンなトラディショナル・スーツだが、たぶんブルックス ブラザーズではないだろう。
テーラー・ケイド オリジナルのネクタイ。そろそろレジメンタル・ストライプを見直したいところ。オリジナルのニット・タイも健在! |
ブルックスのOwn Makeにしろ、ケイドが提案するオーセンティックなスーツにしろ、I 型というのは時代を超えてやっぱりいいものである。
I 型=アイビー=過去のもの。と考えないで、本当のI 型の魅力を感じとってほしい。
ロバート・タルボットにオーダーしたクラシック・レジメンタル・タイを発見! ロバート・タルボットはカリフォルニアのブランドで、ブルックスをはじめ、ケーブルカー・クロージャーズ(サンフランシスコの名門トラッドショップ。涙・・・。)やチップ(号泣・・・。)などにタイを卸していたのだ。で、ケイドは'80年代を意識して、幅7.5センチとやや細めで注文。 |
ブリティッシュもクラシコ・イタリアも着たという諸兄も、一度テーラー・ケイドのOwn Makeモデル(スペシャルオーダー)を試してほしい。
ロバート・タルボット クラシック・レジメンタル・タイ。1980年代に流行ったレジメンタル・タイもタルボットが本家本元!レジメンタル・タイといえばここしかない。価格1万500円(税込)。 |
フルオーダーのシャツ 価格1万2600円(税込)~
ロバート・タルボット クラシック・レジメンタル・タイ 価格1万500円(税込)
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【テーラー・ケイド】
東京都渋谷区渋谷3-28-15 第5野口ビル206号
TEL 03-5467-3088
http://www.tailorcaid.com/
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