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ネイビースーツのススメ その1(2ページ目)

最近の就活スーツは黒。フレッシャーズも、就活を戦い抜いた黒スーツで初出勤する人は多いようですが、ビジネスマンのグローバルスタンダードはネイビースーツ。2着目は絶対、ネイビースーツを購入してください。

池田 保行

執筆者:池田 保行

メンズファッションガイド

一般的な紺スーツの基本トーンとは?

ネイビースーツ
日本を代表するスーツメーカー、リングジャケット製の2Bスーツ胸ポケットの箱が通常よりちょっと細めの2.5cm幅になっています。これだけで印象は、かなりシャープに見せられます。生地はイタリア製グアベロ社。肩にはパットを使わず、芯地も薄手のものが使われています。スーツ8万2,950円/EDIFICE、シャツ1万3,650円/EDIFICE、タイ1万4,700円/FRANCO BASSI(以上 エディフィス 渋谷tel.03-3400-2932) photo.石井幸久
このミドルトーンが紺スーツの基本になります。ほどよい青みと、くっきり浮き上がるピンストライプのトーン。業種を問わず幅広く着こなせるはずです。

サンプルということで、ここでのご紹介はタイはソリッドのネイビーを合わせていますが、これぞまさにドンズバ。ソリッドタイと相性がよいのがネイビースーツの特徴なのです。シンプルかつ強さと堅実味に加え、モダンでシャープに見せる日本人には必ず似合うこのスタイルこそビジネススーツスタイルの基本と心得ていただきたいのです。

現代に蘇ったドレスなスニーカー

ネイビースーツ
夏生地の定番ウールトロピカル。コンケーブした肩がシャープな印象に見せる、エディフィスの「ナロウ3B」というモデルです。スーツ8万2,950円/EDIFICE、シャツ1万3,650円/EDIFICE、タイ1万4,700円/FRANCO BASSI(以上 エディフィス 渋谷tel.03-3400-2932) photo.石井幸久
黒に見える方、パソコンの画面調整ができてないですよ。ミッドナイトネイビーと呼ばれる、濃い紺色です。「黒よりも黒く見せる」といわれるほど、昼間の自然光の下ではネイビーに見えますが夜のパーティ会場など、黄色味がかった照明の下ではさらに濃さを増して見える色なので、ネイビースーツでもフォーマル向きなのです。これ一着あれば通勤から冠婚葬祭までこなせるというわけです。

いかがでしたか? 濃いネイビーの着方として、できればタイはしっかりとした色柄のあるものを。コントラストが中途半端になりがちなので淡いトーンのタイは避けるほうがよいでしょう。

シャツの色は淡青や、ピンクなどに変えるのも手です。その場合、タイの色身はシャツに合わせるのが今年風。淡青のシャツには、ネイビーストライプのタイ、淡ピンクのシャツには赤系の色を柄色にひろったタイを、といった具合です。

合わせる靴やベルトは黒または濃い茶にします。ライトブラウンは絶対NGですのでご注意を。


【関連サイト】
エディフィス
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