よく出来シャツなら涼しいです!
トレンドを取り入れるのが上手いオリアンのシャツ。襟羽の程よい大きさが、一般的な日本人の顔の大きさとバランスいいのです。photo:石井幸久(m.m.blue) |
生地の組成はメッシュ状です。夏のビジネススタイルは素肌にシャツを着るのが基本(冬は寒いから、とTシャツを着る場合もあるでしょう)です。そのため風通しがよく、汗を吸い、さらに汗を発散乾燥しやすい素材なら着ていても涼しいのです。
スラブ糸を使っていると涼しいです
カッタウェイカラーは、フォーマルスーツにも使われるシャツ。襟羽根先が上方を向いているので襟元がすっきりと見えます。photo:石井幸久(m.m.blue) |
カッタウェイカラーのシャツはノータイで襟元のボタンを開いても洒落て見えるため、クールビズにも相応しいといえるでしょう。
「ローン」生地だと涼しいです
襟、袖を白地に切り替えしたクレリック。カジュアルにノータイで着るのもすっかり一般的になりました。photo:石井幸久(m.m.blue) |
しかしながらショップで生地を「ローン」と表記していることは稀です。そのため、「ローン」を理解しているスタッフがいる店で買えば、その店の信頼度が高いということになります。
ちなみに、もともとはフランス・ローン地方で織られた麻生地のことを指すものでしたが、英国にわたり綿素材でも「ローン」と呼ぶようになったそうです。ローンと非常によく似た生地で「ボイル」という素材があります。夏のシャツ生地として「ローン」や「ボイル」をきちんとお勧めできるショップとなら、一生つきあって損はないでしょう。
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