今夏、旬の素材はコードレーンです！(2ページ目)

BDシャツを合わせてアメトラ満喫！

麻の白シャツに淡いトーンのタイあわせ。Ｖゾーンでもアメトラをアピールしています。　photo.石井幸久

コードレーン素材の特性を生かして、ここでは麻の白シャツを合わせています。じつは、ここでボタンダウンを選ぶのがポイントです。コードレーンスーツの元祖がブルックスブラザーズであることは先ほどご紹介しましたが、ボタンダウンシャツもブルックスブラザーズが元祖なのです。英国伝統のポロ競技用のシャツの襟を、風にひらひらとなびかないようにボタンで留めていたことからヒントを得たボタンダウンシャツは「ポロカラーシャツ」とも呼ばれるブルックスブラザーズの顔ともいえるアイテムです。当然アメトラの王道ではコードレーンスーツにＢＤシャツこそがセオリーなわけです。

ネクタイは淡い色味のグレンチェック。ジャケットの色味が淡いので、ネクタイをあまり強い色にしてしまうとＶゾーンが主張しすぎてしまいます。爽やかさを強調するためにも、トーンを合わせるのが夏らしさをアピールできますよ。柄もストライプタイよりチェックが今年らしい選択といえるでしょう。

リネンの白チーフもお忘れなく

四角いTVフォールドならビジネスにもOK。クラッシュで挿すと、華やかなパーティシーンにも相応しくなります。カジュアルOKなオフィスなら、このぐらいふんわり挿すのもいいでしょう。　photo.石井幸久

最後にやはりチーフは欠かせません。素材感からカジュアル志向に見えがちなコードレーンスーツは、チーフでドレスアップが必要です。シャツに合わせて麻の白。ビジネス感が薄いかなと思われるなら上質なペンを一本挿してもよいでしょう。こういうお洒落はビジネスシーンでも許されるうえ、センスを問われる業種ならばぜひとも押さえていただきたいところですね。


「クールビズ」という言葉は一般化してしまいましたが、夏のビジネススタイルにお洒落感を漂わせるなら、ぜひコードレーンを。定番として昔からある素材ですが、今年は特にアメトラ人気で再ブレイクしているだけに、今年は大活躍間違いなしです！

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