目立たず主張する移動手段の革命児

PUMA
こちらはランドナー。クラシックな配色に加え、コイルスプリングが入ったサドルなど細かいディテールにも目を向けたいところ。Touring Bike 42万円、Bike Bag 3万3600円
2005年に登場して以来、根強い人気を持つPUMA BIKE。デンマークの〈バイオメガ〉とのパートナーシップによって作られたこの自転車は、生産数の少なさばかりがクローズアップされがちですが、実は都市における移動手段の新しい方向性の答えが詰まった稀有なプロダクトではないかと思います。

安易にブランド名を冠して大量生産に走るのではなく、ひとつひとつ機能を吟味する姿勢。シングルスピードや専用のキャリア、折りたたみ可能なフレームを採用するなど、過度なスペックに走らずに絶妙なバランスを保っていると思います。

今回は、クリスマスギフトとしてニューヨークと東京のブラックストアでリリースされるエクスクルーシブなギフトアイテムに焦点を当ててみました。

スタイル別に4タイプの自転車をリリース

PUMA
右/他のモデルと細部をよーく見比べてほしいBMXバージョン。ポップなグリップも見ごたえあり。42万円 左/目が覚めるようなブールが眩しいビーチクルーザータイプ。ツートーンカラーも気分を盛り上げてくれます。42万円
これまで、自転車そのものやパーツなどはリリースされていましたが、アクセサリーというアプローチははじめて。それだけに、否が応でも期待値が高くなるというものです。まずは自転車の説明から。ニューヨークと東京にあるブラックストアのみの展開となるこのギフトでは、なんと4タイプの自転車をリリース。BMX、ビーチクルーザー、ランドナーに加えてロードと、これまでにないバリエーションに富んだラインナップを展開します。

ただ単純にスタイルを変えたというのではなく、これまで作ったPUMA BIKEのディテールそのものを微妙にアップデートさせることで、全体的な完成度をぐっと高めている点も評価したいところ。色合い、デザイン的なバランスなど見た目に関する点はもはや言うまでもなし。惜しむべくは、2台限定という点ぐらいです。数あるスポーツファッションブランドの中でも、ここまでライフスタイルにフィットした自転車を作れるところはプーマしかないのでは? と思ってしまうほどズバ抜けております。
PUMA
唯一、高速走行を意識したロードタイプ。ポップなカラーリングとは裏腹に、ハードコアな仕様が印象的だ。42万円



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