筋トレ・筋肉トレーニング/筋トレを始める前の基礎知識

体型チェックでカラダを知る・後編(2ページ目)

標準体重・BMI・体脂肪率・ウエスト/ヒップ比を基に、自分の体型に合ったエクササイズを実践して、理想のカラダを手に入れましょう!

執筆者:柴田 明


肥満型タイプは炭水化物や
脂肪分が多い食べ物を控えよう

【隠れ肥満タイプ】
週3回のウエイトトレーニング+食事のコントロールで標準体型を目指しましょう。

体重は標準的でも、体脂肪が多い隠れ肥満タイプの方は、筋肉量が少ないのが特徴です。筋肉をつける為のウエイトトレーニングを中心としたエクササイズをおすすめします。

食事のバランスが偏っている傾向がこのタイプには多いようです。ごはんや、揚げ物、お酒など炭水化物や脂肪の摂取量が以前より多くなっていませんか? 「以前は定期的に運動をしていたが、最近はめっきりしなくなった。でも食事量は変らない」といった方もこのタイプに当てはまるでしょう。運動による消費カロリーが減った分、摂取カロリーも減らさなければ、余剰分が脂肪として蓄積されてしまいます。

また、筋肉質体型だったとしても、長期間運動しなければ、筋肉は確実に失われてしまうものです。エクササイズをする機会を増やして、筋肉量を増やし理想とする体型になりましょう!

【筋肉質タイプ】
現状の運動量をキープしつつ向上していきましょう。

BMIが高くても、体脂肪率が低い、筋肉質体型に含まれるほとんどの人は日常的に運動をしていると思われます。現状の運動量、食事量ともに申し分ありません。しかし、より理想体型を目指したいけど運動効果が頭打ちになっている、今のプログラムが飽きてきたなどと感じられる方は、ご自身の現状を踏まえ、最も適したプログラムを組んでくれるパーソナルトレーニングで、もう一段階ステップアップしたトレーニングがおすすめ。フィットネスラブ等で受講できますので、一層質の高いエクササイズを行うと良いでしょう。

【肥満タイプ】
有酸素運動週3回以上+食事のコントロールで標準体重を目指しましょう。

体脂肪が多いこのタイプの方は、まず標準体重まで体重を落とすことが第一目標です。その際、筋肉量を落とさないためにウエイトトレーニングを行いますが、あくまで有酸素運動を中心に消費カロリーを増やすことがポイントです。1回のトレーニング時間は60分以上でその内の6~7割の時間を有酸素運動にあてましょう。

実は、体脂肪が多い人は筋肉量も多く、力があります。筋肉量は力と比例しますので、ウエイトトレーニングで力を落とさないようにすれば、筋肉量も最大限に維持できます。ウエイトトレーニングで筋肉量を維持しつつ、有酸素運動で消費カロリーを増やしましょう。なお、ウエイトトレーニングのみで消費カロリーを増やし、体脂肪を減らす方法もありますが、体に大きな負担をかけケガをする恐れもあるため、一般的には有酸素運動中心のエクササイズをおすすめします。

ダイエットの手法は様々で、All About内にも男のダイエットダイエットサイトに詳しく書かれており、参考になりますので是非ご覧になってください。

体型は必ず変えられる!

ウエイト
自分の体型に合ったエクササイズを実践すれば、憧れの体型が手に入ります
いかがでしたか? 正しいエクササイズと食事、休養で体型は必ず変化します。今どんな体型であれ、カラダは必ず変ります。そのためには正しいエクササイズがを行ってください。そして、自分が理想とする体型を手に入れましょう! 今後は、体型別の具体的なトレーニングプランも紹介していきますので、お楽しみに!



【関連リンク】
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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