最近では、伝統的なソープや使い慣れているフォーム、注目のオイルなどシェービング剤のバリエーションが増えてきました。そこで今回は、それぞれのシェービング剤の長所と短所を解説します。それを踏まえたうえで、自分にピッタリのものを見つけてください。
コクのある泡で肌をガードする“フォーム”
キメ細かな泡が立つリッチなテクスチャーが特徴的。ランコム「ランコム メン シェーブフォーム」200ml 3360円
【長所】
しっかりと肌に残って、ヒゲを剃っている間も垂れてくるようなことはありません。また、泡がカミソリの刺激から肌をガードしてくれます。多くの人に親しまれているということは、それだけ使い勝手がよい証拠でもあります。
【短所】
難を挙げるとすれば、泡でヒゲや肌が隠れてしまうこと。もみあげなどを残しておきたい場合、すべてフォームで覆いつくしてしまうとその際が見えなくなります。剃り慣れている人なら感覚でわかりますが、朝の寝ぼけ眼の人にはちょっと危険かもしれません。
*ランコム メンは日本での販売がなくなりました。
視認性がバツグンの“ジェル”
オーガニックローズマリーとペパーミントで清涼感にあふれています。アヴェダ「ローズマリーミント シェービングジェル」147g 2100円 |
【長所】
ヒゲ伸ばしていると、その境目をきっちりと剃らなくてはなりません。そのためにはやはり、くっきりと見えるものでなくてはダメです。そこで、塗った部分の視認性がよいため、ファッションでヒゲを生やしている人が使うのに最適なタイプです。
【短所】
ジェルはメンソールなどが入っていたりするものが多く、ややひんやりした使い心地。お湯で温められ、毛穴が開いた状態に冷たいジェルを塗るとびっくりしてしまうことも。でも、さっぱりと気持ちがよく、夏などには最適です。ただし、冬の朝にはやや刺激的かも。
*アヴェダのローズマリーミント シェービングジェルは販売なくなりました。
次のページでは最近、話題になってきた肌をしっかりと守ってくれるシェービング剤を紹介します。