BMW/BMWの車種情報・試乗レビュー

“BMWであること”を深化させた3シリーズ

ライバル達が進化する中、BMW3シリーズがマイナーチェンジを受けました。そのセダンに約1週間乗ってみて、新しい3シリーズは独自の世界を貫きつつさらなる成熟を果たしたことを感じました。

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

新世代に突入した好敵手たち

BMW3シリーズ
'05年にデビュー、今年('08年)にマイナーチェンジを受けさらなる進化を果たしたBMW3シリーズ

アウディA4
M・ベンツCクラス
アウディA4(写真はアバント1.8TFSI)は’08年、M・ベンツ(写真はC230ステーションワゴン)は'07年にモデルチェンジを受け新世代に
一般的に、買う人にとってはライバルでも何でもないはずだけど、商品企画的、メディア企画的には互いに好敵手と言われる間柄。

BMW3シリーズにとっては、アウディA4であり、M・ベンツCクラスだ。世の中の、多くのミドルサルーンが、FRであろうとなかろうと、3シリーズに対して一定の尊敬を持って作られていることを考えると、ライバルの数はもっと多くなる。例えばシトロエンC5などは、その好例だろう。そんな無数のライバルたちはもとより、A4もCクラスも、 ここに来て世代を更新し、いっきに新しくなっている。

シトロエンC5
今年('08年)の日本カー・オブ・ザ・イヤーでインポート・カー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたシトロエンC5
そのため3シリーズが、'05年デビューにも関わらず一気に古く感じるようになり、次のフルモデルチェンジまでにはたしてどんなテコ入れ=マイナーチェンジが施されるのか、興味津々だった。新世代のライバルたちにすり寄るのか、独自の世界を貫くのか……。

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