BMW/BMWの車種情報・試乗レビュー

スタイルで乗りたい1シリーズカブリオレ(2ページ目)

BMWのエントリーモデルとなる1シリーズにカブリオレが追加設定されました。ソフトトップをもつエレガントな外観は、“BMWらしい”走りをもっているのでしょうか?試乗して確かめて来ました。

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

やっぱりエレガントで美しいソフトトップ

BMW1シリーズカブリオレ
サイズはクーペと同じ全長4370mm×全幅1750mm×全高1410mm

リトラクタブルハードルーフ(CC)流行りの今、あえてソフトトップで市場に問うてきたのが嬉しい。アウディA3カブリオレも同じだけど(しつこいって?)。やっぱりオープンカーはソフトトップじゃなきゃ、が持論だが、エレガントさがまるで違う。比べてCCは、何だかオープンカーなのにビンボーくさい。クーペでもいいですよ、オープンでもいいですよ、なんて潔くない!と個人的には思っている。ベンツのSLだって基本は許せないと思っているから。まあ、 あれはデカイんでスタイル的にOKなのが幸いしているが。

BMWは、再びソフトトップ路線に戻る、という噂もある。是非、そうして欲しい。3シリーズなんてCCになってから全くエレガントじゃなくなった!!ソフトトップだとクローズドでもオープンカーらしい美しさを漂わせるのがいい。ショルダーラインがくっきりと判るから美しいのだ。その昔、レザートップという仕様が流行ったのも頷ける。

ソフトトップはもちろん電動フルオート。開閉時間は、およそ22秒。時速40km/h以下での開閉が可能という。実際、信号待ちレベルでは十分な時間だ。

ハッチバックの120iと同じメカニカルコンポーネンツをもつ。つまり、バルブトロニック付2リッター直4ダブルVANOSエンジンに6速ATを組み合わせた。重量にしてハッチバック比140kg増、である。オプションでMスポーツパッケージや、iドライブ付HDDナビの用意がある。

BMW1シリーズカブリオレ
前席とフロントウインドウの距離を広く取ることで、より開放感のある空間とされた室内空間



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