レベルアップ?それとも新規開拓?目的を明確に
目的を明確にすると次にやるべきことが見えてきます
もう1つの方向性は、新しい分野にチャレンジすること。「アパレルで働いているけど、不動産関係の仕事に転職したい」とか、「いずれはアロマセラピストとしてサロンを持ちたい」など、やりたい仕事を目指して勉強を始めることです。
どちらにも通じるものとしては、コミュニケーションスキルや、顧客心理などを学ぶマーケティングなどがあります。社内も社外も、仕事は結局人とのつながりから始まります。そして、どうしたらお客様は商品やサービスを買いたくなるのか?買うという行動に出るのか?を学んでおくことは、仕事をしていく上で必ず役に立つでしょう。
無料と有料を使い分け!自分磨きのステップ
まだやりたいことが決まっていない、自分に合うものを見つけたいというときには、興味のあるものから取り組んでみたり、今までなら選ばないだろうというようなものにチャレンジしてみるといいでしょう。でも、それで高いお金を払ってつまらなかったらがっかりですし、どの教材がいいかという見極めもできませんね。そこで、次の3つのステップを参考にしてみてください。
【ステップ1】無料のもので、情報に多く触れる
最近はインターネットのサイトやブログで、様々な情報を集めることができます。まずは、気になる分野のテーマやキーワードで検索して、たくさんの情報に触れてみましょう。ただ、ネットの情報は玉石混淆なので、公的なものや関連団体、専門家のホームページやブログなどからたどっていくといいですね。
また、無料で参加できるセミナーもどんどん参加してみましょう。この段階ではなるべく多くの情報に触れるのがポイントです。そして「どこででも言われていること」が核となる情報なので、その後は、「もっと知りたいな」と思ったことに的を絞って、再び情報を集めてみるといいでしょう。
【ステップ2】関連した本を10冊読む
無料の情報だけだと、バラバラで全体像がつかみにくいので、関連の本を読んでみることをおすすめします。本は体系的にまとめられているものが多いですし、何度も読み返せます。1冊だけだと情報が偏るので、異なる著者の本を10冊くらい読んでみましょう。そこで気に入った著者が見つかれば、その著書の本をもっと読んでみるとより幅広く学べます。
【ステップ3】有料講座で体系的に、深く学ぶ
無料で手に入る情報は、多くの人に向けた広く浅い情報であることが多いで、深く学ぼうというのは無理な話。ある程度情報収集して、もっと学びたいというものが見つかったら、有料の講座を受けてみましょう。お金を払って受けると「払った分の元をとろう」という気持ちになって、吸収できる量や質も変わります。そして、同じテーマに興味を持っている意欲のある人が参加しているので、そこで得た人脈も大きな財産になります。
このように、無料から有料を戦略的に使いこなすことで、効率よく必要な学びをしていくことができます。そして、何が自分に合っているかは、やってみないとわからないので、お金を惜しまずにさまざまな分野の有料講座を受けてみることも大事です。異なる分野が組み合わさり、さらに自分の経歴や性格とブレンドされて化学反応を起こし、まだ見たことのない「新しい自分らしさ」を見つけることにつながっていくかもしれませんよ。