到着したら基地を作る!
最初の作業はテント張り。それが終われば自由時間だ |
まず、最初の作業はテント張り。なるべく平らな土の上を選び、小石や枝が転がっていたら取り除いておきましょう。そうしないと、寝るときに痛い目にあいますよ。場所を決めたら、テントを広げます。テントが完成したら、マットとシュラフで作る寝床を中心に、中のレイアウトを決定。ヘルメットや食材は頭の近く、靴や蹴っ飛ばしても大丈夫な荷物は足元に置きます。ここまで出来たらあとは夕食まで自由時間。サイトの近くを探索したり、野草や山菜、魚などの食材を現地調達するのも、なかなかワイルドでおすすめです。
キャンプの醍醐味は食にあります
外で食べるとなんでもおいしいのだから、小難しい調理なんて必要ない |
本格的なコーヒーを淹れてみるなど、こだわりをひとつ持つと、キャンプがぐっとたのしくなります |
バイクでキャンプはやめられない
気軽にひょいっと散策に出かけられるのがバイクの魅力 |
1人用のキャンプ道具ぐらいだと、上手く積めば幅をとらないので渋滞のすり抜けも可能です。買出しも、ひょいとバイクにまたがって気軽に行くことができます。ただのキャンプとは違い、機動性を活かした行動範囲の広さがバイクで行くキャンプの魅力なのです。
ただ、バイク乗りとして注意したいこともあります。キャンプ場の近くの道は散策に繰り出した人が歩いていることが多いので、当然徐行しましょう。また、キャンプ場は未舗装の場所が多いので、バイクを駐車するときにも注意が必要です。テントが自分のバイクに襲撃される……なんて悲しいことが起きてしまいます。場所選びに注意すると共に、バイクのスタンドが土に埋まらないよう、つぶした缶や平らな石をスタンドの下に敷いておくのも有効です。また、音への配慮も大切に。帰り支度が終わっても、出発直前まではエンジンを止めたままで待つようにしましょう。
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