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夏が来る! バイクでキャンプに挑戦しよう(2ページ目)

バイクの魅力はなんといっても、その機動力。だからこそ、おすすめしたいのがテント泊するキャンプだ。自由気ままにその日寝る場所を選ぶ贅沢。コンパクトなキャンプ用品をバイクに積んで出発!

執筆者:埜邑 博道

到着したら基地を作る!

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最初の作業はテント張り。それが終われば自由時間だ
キャンプを楽しみたいのなら、午後の明るいうちにキャンプサイトに到着しておきましょう。キャンプは自分で動かないと何も始まらないので、その分何かと忙しいものです。それが楽しいんですけどね。

まず、最初の作業はテント張り。なるべく平らな土の上を選び、小石や枝が転がっていたら取り除いておきましょう。そうしないと、寝るときに痛い目にあいますよ。場所を決めたら、テントを広げます。テントが完成したら、マットとシュラフで作る寝床を中心に、中のレイアウトを決定。ヘルメットや食材は頭の近く、靴や蹴っ飛ばしても大丈夫な荷物は足元に置きます。ここまで出来たらあとは夕食まで自由時間。サイトの近くを探索したり、野草や山菜、魚などの食材を現地調達するのも、なかなかワイルドでおすすめです。

キャンプの醍醐味は食にあります

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外で食べるとなんでもおいしいのだから、小難しい調理なんて必要ない
キャンプの最大の楽しみは食事でしょう。たくさんの食材を買い込んで腕を振るうのもいいし、レトルトカレーやインスタントラーメンだって構いません。外での食事は何だっておいしいから不思議です。食材の買出しは、キャンプ場近くのスーパーやコンビニで。キャンプ場に着いてから買出しに行く予定なら、お店が何時ごろまで開いているか必ずチェックしておきましょう。地元ならではの野菜や特産品を手に入れたい時は、近くの『道の駅』を利用してみましょう。


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本格的なコーヒーを淹れてみるなど、こだわりをひとつ持つと、キャンプがぐっとたのしくなります
直火OKのキャンプサイトなら、焚き火を使った料理にも挑戦してみては。難しく考えてはいけません。鉄板と網があれば何でも焼けるぞ、というくらいのワイルドな気持ちで挑めば大丈夫! 水と一緒に火にかけるだけで調理できる、ドライフーズもおすすめです。非常食としてバッグに忍ばせておくこともできますよ。


バイクでキャンプはやめられない

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気軽にひょいっと散策に出かけられるのがバイクの魅力
キャンプ場の近くには、たいてい気持ちの良いワインディングや海沿いの直線道路があるもの。つまり、キャンプをすればもれなく爽快なツーリングルートも付いてくるのです。

1人用のキャンプ道具ぐらいだと、上手く積めば幅をとらないので渋滞のすり抜けも可能です。買出しも、ひょいとバイクにまたがって気軽に行くことができます。ただのキャンプとは違い、機動性を活かした行動範囲の広さがバイクで行くキャンプの魅力なのです。

ただ、バイク乗りとして注意したいこともあります。キャンプ場の近くの道は散策に繰り出した人が歩いていることが多いので、当然徐行しましょう。また、キャンプ場は未舗装の場所が多いので、バイクを駐車するときにも注意が必要です。テントが自分のバイクに襲撃される……なんて悲しいことが起きてしまいます。場所選びに注意すると共に、バイクのスタンドが土に埋まらないよう、つぶした缶や平らな石をスタンドの下に敷いておくのも有効です。また、音への配慮も大切に。帰り支度が終わっても、出発直前まではエンジンを止めたままで待つようにしましょう。

次のページはバイクでのキャンプに役立つグッズを紹介
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