パナソニックCN-MW200Dはこんなモデル
高性能&多機能な「Fクラス」を筆頭に多彩なラインアップを揃えるパナソニック・ストラーダのメモリAVナビが「Sクラス」。CN-MW200DとCN-MW100D(ともにオープン価格)の2台をラインアップする。両社の違いは地デジチューナー。CN-MW200Dが4アンテナ×4チューナーの高性能フルセグチューナーを内蔵し、CN-MW100Dはワンセグのみだ。CN-MW200Dは高性能4×4地デジチューナーを内蔵。地デジ放送をきれいに見られる |
ディスプレイはQVGAの解像度の7型ワイド。地図データ用のメモリは8GBの容量だから、地図や検索データは同社のPND「ストラーダ・ポケット」と同等と考えていいと思う。もちろんストラーダユーザー対象のWebサイト「おでかけストラーダ」にも対応。同サイトで見つけたドライブスポット等の情報を、SDメモリカードを介して、ストラーダに転送して目的地に設定するなどの使いこなしができる。
中継ケーブルを使ってiPod/iPhoneの接続にも対応。ビデオ再生はできないが、アルバムアートワークのモニターへの表示やタッチパネルでの操作、充電はできる。DVDはVRモードにも対応している。
パナソニックCN-MW200Dの特徴は?
上級のCN-MW200Dは12セグの地デジ放送が楽しめるのが最大の特徴。フルセグ対応のメモリAVナビはクラリオン、サンヨーなど他にもいくつかあるが、メモリにSSDを採用し容量が大きいこともあって、CN-MW200Dよりはややコスト高。車内でTVを見る機会が多い人には、リーズナブルでいいモデルだと思う。またSD動画に対応しているのもストラーダならでは。同社のHDDレコーダー「ディーガ」やハイビジョンTV「ビエラ」で録画したTV番組を楽しめるSDワンセグ再生機能の採用は、家電も販売しているパナソニックだからこそできることだ。
おでかけストラーダは、GoogleマップやYahoo! JAPANの「路線・地図アプリ」とも連携。Googleマップなどで探した情報をおでかけストラーダに送り、それをSDメモリーカード経由でCN-MW200Dに転送して目的地に設定できるなど、パソコンとの連携も実用的だ。
次回はメモリAVナビの実走行インプレッションをお伝えします。
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