AVナビのおすすめは?
まずはAVナビから。数ある選択基準のなかで「音の良さ」を最優先するなら、アルパインX08プレミアム(オープン価格)をおすすめしたい。オーディオ部、ナビ部、ビジュアル部の基板を分離して、お互いの信号干渉を避けた3層構造のシャーシを採用しているので、ノイズが少ない透明度の高い音を実現。低域が力強く安定感のあるエネルギーバランスで、心地よい音が楽しめる。286車種をカバーしたサウンドセットアップにより、個々のクルマに合わせた音響セッティングも手軽にできる。アルパインX08プレミアムは音質&画質の良さが最大の魅力 |
ナビ機能を重視しつつ、コストパフォーマンスも考慮するなら、カロッツェリアの「楽ナビ」AVIC-HRZ900(262,500円)か。カロッツェリアナビ独自のスマートループ渋滞情報は、他のカロッツェリア・ナビ・ユーザーとリアルタイムで交通情報を共有することで、渋滞に遭遇しにくいルートを探索可能。他の楽ナビはスマートループ渋滞情報に対応する道路の総延長が約33万キロだが、HRZ900だけは最上級のサイバーナビと同じ約70万キロで、渋滞情報が得られる道路は、VICSの約10倍にものぼる。そのおかげで、快適なドライブが可能だ。
さらにリーズナブルなメモリーAVナビなら、パナソニックの「ストラーダSクラス」CN-MW200D(オープン価格)がお買い得だ。実勢価格は10万円前後。この価格で4チューナー×4アンテナのフルセグ対応地デジチューナーを内蔵している。ナビ機能は標準的だが、とくに不満を感じず快適に使える。
PNDのおすすめは?
測位性能の良さと渋滞対応力で選ぶならソニー・ナブユー |
不安があるとしたら、ルート探索のスピード。発売前の試作モデルを借りてテストした時点では、ルート探索が完了するまでの待ち時間が長かった。おそらく量産モデルでは、この点は改善されていると思うが、量産モデルを試したわけではないので、なんともいえない部分。購入を考えている人は、ぜひ手にとってルート探索を試してほしい。
案内機能を重視するならサンヨー・ゴリラNV-SD630DTなんかがおすすめ |
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