パナソニックが5月後半から6月中旬にかけてカーナビの09年ニューモデルを9機種発売する。その内容は、ポータブルSDカーナビステーション「ストラーダ・ポケット」が4機種、HDDカーナビステーション「ストラーダ」のミドルクラスが3機種、車載用地上デジタルチューナーが2機種。また、秋に発表する予定のHDDカーナビステーションのフラッグシップモデル「ストラーダFクラス」も参考出品した。

ストラーダ・ポケットを国内専用に新設計

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CN-MP200DL/CN-MP200Dはワンセグチューナーを内蔵
まずは、ポータブルSDカーナビステーション「ストラーダ・ポケット」の紹介から。4機種の内訳だが、ワンセグチューナー内蔵がCN-MP200DLとCN-MP200Dの2機種、残りの2機種はワンセグ非搭載のCN-MP100DLとCN-MP100D。このうち、型番末尾に「L」が付いたモデルにはACアダプターと家庭用スタンドを付属し、家電量販店等でも販売される。末尾が「D」で終わるモデルは、ACアダプター&家庭用スタンド無しの標準的なモデルで、カー用品店を中心に販売される。価格はすべてオープンで、実売価格は6~7万円といったところか。発売日は6月12日の予定だ。

外観は、ワンセグ用のロッドアンテナの有無以外は4モデル、ほぼ同じ。モニターは5型ワイドで、フレームはピアノフィニッシュ。背面がラウンドしているあたりは、前モデルのMP50のデザインを踏襲している。そのため前モデルのマイナーチェンジにも見えなくもないが、実はまったくの新設計。前モデルで好評だったデザインを踏襲しつつ、新モデルは国内専用とし、日本のニーズにあった作り込みをしている。

「迷いまセンサー」で測位精度を向上

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加速度センサー&ジャイロセンサーを搭載した
そのひとつが「迷いまセンサー」の搭載だ。GPSのみで測位を行うPNDの弱点のひとつが測位精度である事はさんざん言われているが、新しいストラーダ・ポケットは、その点の改善を図った。本体に加速度センサーと、2個のジャイロセンサーを内蔵し、GPSの信号が受信できない時のクルマの動きを把握。加速度センサーでは主にクルマの走行距離を、2個のジャイロセンサーではクルマの進行方向と道路の傾斜を検知し、それらの情報をこれまで蓄積してきたパナソニック独自のアルゴリズムで処理することで、トンネル内や高架道の下、ビル街など、GPS信号の受信が難しい場所での測位精度を大幅に向上させたという。

またPNDは全般的に、高架道と下の道の上下判別が弱い傾向があり、各種センサーを搭載したPNDの中にも上下判別が弱いモデルもある。このストラーダ・ポケットなら、道路の傾斜を検知できるので、高架道の上を走っているのか、下を走っているのか判別できるに違いない。その辺は、今後の実走テストでお知らせしようと思う。

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