ヘッドユニットの最新傾向
昨年末から日本国内でもiPhone対応のヘッドユニットがちらほらと登場し始めたから想像に難くないが、各社のヘッドユニットはUSBを装備し、最新のiPod&iPhoneに対応してきた。もはや車内の音楽ソースとしてiPodは欠かせないものになったようだ。各社のヘッドユニットを見てみると、上級モデルはブルートゥースを内蔵したもの、つまりiPhoneユーザーならハンズフリー通話ができ、中級~ベーシックモデルはiPod&iPhoneの音楽再生にのみ対応したものが多いようだ。なおそれにより、第4世代以前の古いiPodは、最新のヘッドユニットでは接続&コントロールできなくなった。
アルパインは国内でも発表済み
すでにアルパインは09年モデルを発表しているので、HP等でニューモデルをご覧になっている方もいると思うが、各社の最新モデルを紹介しておく。アルパインiDA-X305 |
日本でもすでに発表されたアルパインのデジタルメディア・ヘッドユニット。基本的には従来モデルのiDA-X001と変わらないが、最新のiPod&iPhoneの接続&コントロール&充電に対応した。ブルートゥースのハンズフリー通話にはオプションの追加で対応。大型のロータリーコマンダーはiPod感覚で操作でき、従来モデルより少し小振りにしたことで、操作性をさらに向上。大型のディスプレイにはアルバムアートワークの表示もできるなど、まさにiPodをクルマで楽しむためにできたようなモデル。発売は2月の予定。
イクリプスCD5030 |
イクリプスは昨年発表したアンプレスCDヘッドユニットCD7200mkIIと並んで、最新のCDレシーバー、CD5030を展示。ロータリーボリュームの中に上下左右の4つのボタンを設けて、操作性の向上を図ったのが特徴だ。iPodダイレクトコネクションで、A2DP対応のブルートゥースを内蔵。A2DPとは音楽のワイヤレス再生が可能なプロファイル。
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