カーナビ・カーオーディオ/カーオーディオの知識

CESで見た、最新カーAV事情(5ページ目)

前回に続いてCESレポート。今回はカーオーディオ機器を中心に最新機器を紹介。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

パワーアンプの注目モデル

今年、気になる新製品が少なかったジャンルがパワーアンプだ。そのなかで、注目を浴びていたのがアークオーディオのピュアボックスシリーズだ。クラスD増幅のデジタルアンプで、ボディは超コンパクト。2ch/4ch/モノラルの3モデルが用意されていた。

//pro-aa.s3.amazonaws.com/aa/gm/article/1/9/4/5/6/7/15.jpg
アークオーディオ・ピュアボックスシリーズ

DLSのXプログラムには、スピーカーのみならずパワーアンプも用意されていた。まだ開発中とのことで、細かいスペックは不明だが、シンプルですっきりしたデザインに好感が持てる。Xプログラム自体、若者向けのリーズナブルなブランドということなので、日本で発売されたとしても、それほど高価にはならないだろう。

//pro-aa.s3.amazonaws.com/aa/gm/article/1/9/4/5/6/7/16.jpg
DLS・Xプログラム・パワーアンプ

iPod関連のアクセサリーは充実

キッカーの別ブランド、サウンドゲートのブースに展示していたioコネクト純正システムでiPodを楽しむためのアクセサリーだ。4chデジタルアンプを内蔵した車種別のコネクションボックスで、純正システムにiPodの音を割り込ませる事が可能。またオプションのioプレイを組み合わせると、iPodの音をブルートゥースで飛ばすことができるし、ハンズフリー通話にも対応する。国産車や日本仕様への対応は今後調査することになるが、かなりおもしろいアイテムだ。

//pro-aa.s3.amazonaws.com/aa/gm/article/1/9/4/5/6/7/17.jpg
ioコネクト(奥)/ioプレイ(手前)

スコッシュでも、iPod用のアイテムを多数展示していたが気になったのはこれ。PNDの吸盤を吸着させるおもり入りのベースだ。PNDの取り付けスタンドに吸盤を採用しているモデルはいくつかあるが、もともと吸盤は窓に貼り付けるためのもの。しかし、日本では窓に貼り付けると違反なので、ダッシュボードに貼り付けなければならない。しかし、凹凸があるダッシュボードに通常の吸盤は貼り付かない……そんな悩みを解消するのが、このおもり入り貼り付けベースだ。もっとも、もう少しスマートだったらなおいいのだが。

//pro-aa.s3.amazonaws.com/aa/gm/article/1/9/4/5/6/7/18.jpg
ioスコッシュのブースにはこのようなアイディア品がいっぱい

全体的に新製品の展示が減少気味ではあったが、単にアイテム数を増やすのではなくいいものを厳選して発表しようという姿勢が感じられた今年のCES。日本への導入時期は未定のアイテムが多いが、期待して待ちたい。
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でカーナビ・カーオーディオを見るAmazon でカーナビ・カーオーディオを見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます