サンヨーからも２DINメモリーAVナビ登場(3ページ目)

メモリーナビで初めてフルセグチューナーを搭載

同時に、ポータブルタイプの「ゴリラ」の新製品も２機種登場した。NV-SD750FTとNV-SB510DTだ。

12セグの高画質が楽しめるポータブルナビ

B-CASカードは背面にセット

NV-SD750FTは７型ワイドモニターを採用したポータブルナビ。地上デジタルチューナー（12セグ/ワンセグ）を内蔵したのが最大の特徴で、高画質の地デジ放送が手軽に楽しめる。B-CASカードリーダーも本体に内蔵。２チューナー２アンテナの合成ダイバーシティ方式で、ロッドアンテナを２本装備する。ロッドアンテナでは受信できないときのために、フィルムアンテナも付属している。

地図データの収録メディアはSSDで容量は４GB。心臓部はAVゴリラ同様のゴリラエンジンで、スクロールや操作に対する反応はスピーディ。15府県の盗難多発地点警告機能やエコドライブ情報機能、SDカードを利用したインターネット情報の転送、SDカードに記録した圧縮音源の再生、JPEG画像の表示機能も装備する。またFM多重VICSの渋滞情報を表示可能。トンネル侵入時の速度に基づいた、トンネル内の自車位置表示にも対応している。

画面がひと回り大きくなった「ミニゴリラ」

ポータビリティを維持しながら画面を5.2V型に拡大

NV-SB510DTは5.2型ワイドモニター採用のポータブルナビ。4.5V型モニター搭載の従来のミニゴリラに比べて画面はサイズアップしたが、ボディサイズは幅139×高さ86×奥行き24ミリと、ほぼ同様の容積に収めた。質量も275グラムと軽量だ。

使用メディアは4GBのSSDで、ナビ機能はAVゴリラや地デジゴリラ（NV-SD750FT）と同等。ただし、こちらはフルセグチューナーではなくワンセグチューナーを内蔵していて、SDカードに１週間10番組まで、ワンセグ放送を予約録画することができる。カーステレオとのリンクは、内蔵のFMトランスミッターにより実現。これはNV-SD750FTも同様だ。

１台のカーナビを複数のクルマで使い回す必要がある場合などは、こちらのポータブルタイプのほうがいいだろう。発売予定日はNV-SD750FTが08年11月20日で、価格はオープン（予想価格は13万円前後）。NV-SB510DTも同じくオープン価格（予想価格は75,000円前後）で、08年12月10日の発売を予定している。

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