カーナビ・カーオーディオ/カーナビのおすすめモデル

試乗レポ前にプレ報告2 イクリプス&パナ

6~7月にかけて続々と発売される予定の最新カーナビ。近いうちに実際に試乗してみてレポートをお伝えするつもりだが、その前に各機種のプロフィールをお届け。2回目はイクリプスとパナソニック。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

イクリプス08AVNは映像と音のキレの良さがウリ

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デジタルTFT&ヴィヴィットビュープロセッサー搭載で映像のキレを向上
イクリプスの08年ナビは「映像も音も、美しさのキレがいい」がコンセプト。前モデルにデジタルTFT液晶を採用し、映像の美しさにこだわった。

ラインアップはVGAモニター採用モデルが1DIN+1DINのAVN978HDTVと2DIN一体AVNのAVN778HD、1DINインダッシュAVNのAVN078HDの3機種。EGAモニター採用機がAVN668HDとAVN558HDの2機種。このうち、ワンセグチューナー内蔵機はAVN078HDとAVN558HDで、ほかは12セグ+ワンセグのフルセグ対応だ。またAVN778HDとAVN668HDには映像の輪郭、サイド、コントラストをくっきり鮮やかに補正するヴィヴィッド・ビュー・プロセッサーを搭載している。

ケータイリンクがさらに充実

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ケータイリンク機能がより充実
ナビ機能に関しては、従来モデルとほぼ変わらず。携帯電話と連係するモクテキチネットで、ヤフー地図情報など他社サービスが使えるようになったくらいか。またナビの地図をQRコードで表示し、それを携帯電話で読み込むことで、モクテキチネットの周辺検索が簡単にできるといったケータイリンク機能が充実した。

地デジチューナーも進化した。フルセグタイプもワンセグタイプもチューナーをすべて本体内に収め取り付けの負担を軽減しているほか、フルセグタイプは4チューナーを採用。アンテナをフロント4chタイプにし、取り付けの負担軽減&総合での受信力向上を実現。受信している周波数ごとにインピーダンスマッチングを図って受信ロスを低減する可変マッチングシステムも、受信エリアの拡大に貢献する。ワンセグ~12セグの自動切り替え時に映像が途切れないのも進化した点だ。

発表会時に見た印象だと、地デジもきれいだが地図の文字がくっきりきれいなのが印象に残った。とくにEGAモニター採用のAVN668HDは、EGAモニターとは思えないほど、シャープな映像が楽しめる。コストパフォーマンスを考えると、これが一押しのモデルだ。

サラウンド再生用のタイムドメインスピーカーを発表

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音のキレがいいサラウンド用タイムドメインスピーカーを開発
音に関しては別売りのTDスピーカーで対応。センタースピーカー、サテライトスピーカー、パワードサブウーファーの3モデル、つまり5.1chサラウンド用のスピーカーを発売した。

TD(タイムドメイン)スピーカーとは、スピーカー固有の響きを徹底的に排除して、正確な音を再生する理論。スピーカーを正確に駆動するためユニットを固定するグランドアンカーやフローティング構造を採用。内部定在波に影響を無くすため卵形のエンクロージャーを採用するなど、正確でキレのいい音を徹底追求した。VGAモニター採用モデルは、5.1chサラウンドプロセッサーを内蔵しているので、それを活かすためにもスピーカーの増設を考えたい。

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