開幕　東京スペシャルインポートカーショー(2ページ目)

BMW乗り注目のエイタックのブース

次にショップのブース。昨年は、東京、千葉、神奈川、静岡あたりのカーオーディオショップも出展していたが、今年はショップの出店が減った。出展していたのは横浜のエイタック、静岡のサウンドガイア、サウンドメイト、東京のスーパーオートバックス三鷹、ほか数店だ。

エイタック・オリジナルの３シリーズ（E90）用の1DIN取り付けキット。造りがいい

その中でBMW乗りが注目したいのはエイタックのブース。BMW用のトレードインスピーカーや、３シリーズ（E90）用の1DIN取り付けキット、mini用の専用ダッシュパネルなど、オリジナルアイテムがいっぱいだ。

また、デモカーも用意。1DIN取り付けキットを使ってサイバーナビを取り付けスピーカーをオリジナルのトレードインタイプに交換した３シリーズ（E90）や、フェーズのSRSプロセッサーを搭載したクルマなど、マニアックになりすぎず実用的にオーディオをグレードアップしたクルマを用意しているのがうれしい。お乗りのBMWの音に不満を感じている人は、覗いてみたい。

ファスの新アンプを展示

サウンドガイアのブースに展示していたファスの新アンプ。デモカーに搭載し音も聴ける

サウンドガイアのブースは、音にこだわるマニア注目。ファスの新しいAPシリーズのパワーアンプを展示し、デモカーにも搭載している。コンパクトなのが魅力だったAPシリーズのアンプはデザインがまったく変わり、昨年発売した真空管ハイブリッドアンプのデザインに近くなった。音もまったく変わったとのことなので、興味のある人はこの機会に聞いてみよう。

クァンタム制作のカイエンはアイディアいっぱい。 作り込みのクオリティも高い

他には、芸文社の雑誌「L/S」のブースに、茨城のカーオーディオ専門店、クァンタムが制作したポルシェ・カイエンが展示されていた。このクルマ、カロッツェリアＸとRSスピーカーを搭載した超ハイエンドオーディオ仕様。またドアミラー裏に後方確認可能なミラーを仕込んだり、さまざまな小ワザが満載だ。基本的には展示だけだが、イベントの開始直後と終了間際は、運が良ければ試聴可能とのことなので、興味がある人は頼み込んでみよう。

カーAV関連の展示はざっとこんな感じ。これはほんの一部で、イベント全体を見ると、チューニングパーツあり、ドレスアップパーツあり、工具あり、車両の販売あり、体験同乗試乗ありと内容は盛りだくさん。クルマ好きなら楽しめるイベントだ。会期は18日まで。週末の予定が決まっていない人は、足を運んでみるのもいいかも。

【関連リンク】
・SIS 東京スペシャルインポートカーショー