最先端のネットワーク機能が魅力
スマートループの主な機能は、スマートループ渋滞情報、スマートループ・ドットログ、駐車場入り口情報の3つだ。スマートループ渋滞情報とは秋モデルの「楽ナビ」にも採用された機能で、走行中のサイバーナビ&楽ナビ・ユーザーが携帯電話経由でサーバーにリアルタイムの交通情報をアップロードすると共に、渋滞情報をカーナビに取り込めるものだ。しかも、スマートループで渋滞情報が得られる道路はVICSに比べて約数倍も多い。スマートループ渋滞情報は走行中のサイバーナビユーザーからサーバーに情報を集めると同時にリアルタイムの渋滞情報を提供 |
このスマートループ渋滞情報が優れているのは、動き出す前の最初のルート探索時に、渋滞情報を反映したルート探索ができること。通常のナビは区間旅行時間が組み込まれたビーコンVICSの下を通って初めて、渋滞考慮ルート探索ができるわけで、ドライブ出発時には渋滞を考慮しないルート探索しか行わないため、VICSの渋滞情報を拾うまでに渋滞情報に巻き込まれるということもあり得たのだが、スマートループ渋滞情報なら、そんな状況も少ないのだ。
実際、私の自宅は首都高3号線と4号線の入り口までほぼ等距離にあるため、以前は都心方向に向かう際にJARTECの道路交通情報サイトで混んでないほうはどちらかを調べてから出かけていたわけだが、サイバーナビ07年モデルを使い始めた今は、スマートループにより事前に調べることなく出かけても、ひどい渋滞に巻き込まれることは少なくなった。
口コミのドライブ情報を専用ブログでゲット
スマートループ・ドットログはサイバーナビ・ユーザー専用のブログスペース |
他社のナビでもメーカーが用意したサイトから、地点情報をダウンロードして、カーナビの目的地に反映できるモデルはいくつかある。が、それらはメーカーが提供した情報のみ。ユーザー同士が情報を提供しあえる、つまり口コミ的な情報が得られるのは、いまのところ、サイバーナビだけだ。
駐車場入り口情報は、実際に施設の駐車場に行ったことがあるサイバーナビユーザーの情報をもとに、施設の駐車場の入り口までピンポイントで案内してくれる機能だ。通常のカーナビは、検索した施設の中心を目的地としてプロットするため、目的地に近づくと「目的地周辺です」という音声とともにルート案内が終了し、駐車場は自力で探すパターンが多いのだが、サイバーナビなら、駐車場の入り口まで道案内をしてくれる。
次ページでは、サイバーナビの本当の魅力をご紹介。