メモリー内蔵で音楽録音できるCDレシーバー
ケンウッドの最新CDレシーバー・U929(7万3,500円) |
スピーディ&快適に選曲等の操作ができる。
マルチコントロールホイールは回す/押す/上下左右に倒すの操作がひとつのレバーでできる |
最新のSRSを始めデジタル機能を満載
7万円台と、最近のCDレシーバーとしては高価なのは、サウンド調整機能が多彩だから。まずSRSだが、最新技術のSRS WOW HDを搭載したのが特徴。これは立体感を生み出すSRS3Dと、実際にスピーカーから低い周波数の音が出ているわけではないのに重低音を体感できる技術・TruBass、音像を高く移動できるFocusにSRS Definitionを融合させたもので、SRS Definitionは高域の音質を改善できるため、音のこもりのない明瞭なサウンドが楽しめる。またサウンドマネージメントシステムはキャビンサイズやスピーカーサイズを設定するだけで、簡単にクロスオーバーやタイムアライメントなどの調整ができるシステムだ。音質追求派には非圧縮の音楽ファイル=WAVに対応しているのにも注目。元の音楽データから音を間引いてデータ量を軽くする圧縮音源のMP3やWMA/AACに比べ、元の音楽データそのもののWAVは、1曲のデータ量が重くなるものの音質は圧倒的にいいので、少しでもいい音で音楽を聴きたい人は、USBメモリーやメモリーカードに保存したWAVファイルを楽しみたい。
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