ストラーダCN-HDS965TD(35万4,900円)
4チューナー×4アンテナの高性能地デジチューナーを標準装備 |
プロフィール
昨年から地デジチューナーの標準装備化を進めているストラーダだが、07年モデルは付属地デジチューナーが4チューナー×4アンテナの高性能タイプに進化。またBluetoothに対応し、オプションのBluetoothユニットを追加することで、ハンズフリー通話およびBluetooth対応ポータブルオーディオプレーヤーなどのワイヤレス再生が可能になった。ナビ本体の性能そのものは、昨年モデルと大きな変化はなし。ただし「おでかけストラーダ」というユーザー専用サイトを開設し、お出かけスポットの検索などができるようになり、最新のドライブ情報が充実した。フラッグシップモデルのCN-HDS965TDは1DINサイズの7型インダッシュモニター搭載MDレシーバー+DVD/CDプレーヤー付き1DIN HDDナビのコンビネーション。ほかに2DIN一体型のCN-HDS945TDと7型ワイドオンダッシュTV+DVD/CD内蔵1DIN HDDナビ(ともに34万4,400円)をラインアップする。今回登場したのはストラーダの中でも上級の「Fクラス」のモデルで、すべて高精細なVGAモニターを採用。
地デジチューナー
今年2月に発売され好評の4チューナー×4アンテナ技術採用地デジチューナーと同等の性能を持つ高性能地デジチューナーを標準装備。12セグの受信可能距離が従来より約1.8倍に広がり、高速走行中の受信性能も約2倍に向上した。地デジの操作をタッチパネルでできるようになったのも進化した部分。電子番組表をタッチすれば、番組内容の確認ができるなど、操作性が格段に向上している。また家庭用大型TVのビエラで培ったPEAKSプロセッサーなどのノウハウを採用しているので、同じ4×4技術を採用したモデルと見比べて見ても、画像が鮮明。もちろんワンセグ/12セグ自動切り替えで、ワンセグから12セグへの切り替え時のタイムラグは従来より短縮された。インターネット連携
これがおでかけストラーダのPC版サイト。テーマ別に楽しい情報を公開。6月にスタート予定 |
多メディア対応
本体にはDVD/CD/MDプレーヤーを搭載。またSDメモリーカードスロットを装備し、SDメモリーカードに保存した音楽を再生できるほか、別売インターフェースケーブルを使用してiPodの接続もできる。またオーディオプロファイルに対応したBluetoothユニットを別売りで用意したのが07年ストラーダFクラスのポイントのひとつ。Bluetooth対応(A2DP対応)の携帯電話対応やポータブルオーディオ、およびBluetoothトランスミッターを使えば、音楽のワイヤレス再生ができる。もちろん携帯電話のハンズフリー通話もできる。その他の特徴
今回、音質面もブラッシュアップ。ハイスルーレートの音質向上終えアンプを採用するなど、音質に磨きをかけた。ドルビーデジタル&dtsの5.1chサラウンドプロセッサーを内蔵しているので、スピーカーをシステムアップすれば迫力のサラウンド再生が可能。またSRSの搭載により、通常の4スピーカー、または2スピーカーでも、臨場感ある音を楽しむことができる。ナビデータベースは、高域避難場所を従来の約800件から約4,100件に拡大し、抜け道データや事故多発地点案内も最新版に更新。07年4月までの市町村合併に対応するなど、地図データベースも最新のものを採用している。
【関連リンク】
・クラリオン2DIN HDD AVナビ
・ストラーダFクラス
次回はイクリプス/三菱の最新モデルを紹介します。