アルパインVIE-X07B4(31万2,900円)
アルパインのモビステX07は市販ナビで初めて差分マップを採用 |
プロフィール
カーナビ本体は昨年10月発売のモビステ(モービル・メディア・ステーションX07)そのものだが、これに地デジチューナーを標準装備したのがVIE-X07B4だ。モビステは「将来安心」「ナビ革新」「デジタルライフスタイル」「安全・エコ」の4つをコンセプトに開発したモデル。約20分の短時間でデータ更新が可能な差分マップを市販ナビで初めて採用したり、ワンルックマップ、ドライブインフォメーション、エコドライブ機能といった独自の機能を搭載する。モニターは高精細な7型ワイドのWVGA。Bluetooth内蔵、5.1chサラウンドデコーダー内蔵でこの価格は、コストパフォーマンスに優れている。地デジチューナー
VIE-X07B4に標準装備した地デジチューナーは4チューナー+4アンテナの高性能タイプ。前後左右の4つのダイバーシティアンテナと、車載に最適化した4つの独立チューナーで電波を拾い、広範囲で安定した12セグ放送の受信を可能にした。もちろん12セグ/ワンセグ自動切り替え式。フロント/リアガラス用のフィルムアンテナ(地デジ用)のほか、D2端子接続ケーブル、アナログ放送用フィルムアンテナをフル装備しているので、取り付けの際、余計なコストがかからないのもうれしい。インターネット連携
its-mo(いつも)Dribe for mobile media station X07というドライブ向け専用Webサイトを用意。SDメモリーカードを経由して、モビステX07にデータを持ち込むことができる。サイトで検索できる情報は「ぐるなび」や「ホットペッパー」などのグルメ情報、観光情報など約60万件。自宅のパソコンでこれをみながら、目的地や立ち寄りたい場所をチェックし、その地点データをSDメモリーカードに保存。カーナビに転送すれば目的地に設定できる。多メディア対応
iPod接続ケーブルを付属しているので、iPodの接続に余計なコストは不要。配線の途中にアダプターがないダイレクト接続ケーブルだから、取り付けは簡単。操作もスピーディにできる。DVDビデオは、地上デジタル放送を録画したVRモードの再生にも対応する。その他の特徴
アクティブルートサーチは、刻々と変化する渋滞に対応して、つねに目的地まで早く快適に到着できる時短ルートを計算。早く到着するルートが見つかった場合は、新ルートを提示する機能だ。モビステX07では、時短アルゴリズムを強化するとともに、新ルートと元ルートを見比べやすくなっている。VIE-X07B4はブラックボディだが、シルバーボディのVIE-X07S4(価格は同じ)もラインアップ。カロッツェリアの最新モデルは次ページ