ところでPNDってなに?
昨年末から今年にかけて続々と新製品が登場しているPND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)。ポータブルナビの一種なのだが、地図データやプログラムの格納に、従来のカーナビのようなCDやDVD、HDDといったドライブメディアを使わず、フラッシュメモリーやSDなどのメモリーカードを使うのが大きな違い。写真は欧米で人気のGARMIN |
そんなPNDがカーナビ超先進国の日本で果たして需要があるのか!? は別として、今年に入ってクラリオン、ソニーなど大手国産メーカーが日本国内にもPNDを導入。これから夏にかけてさらに参入メーカーが増えるとあっては、試してみないわけにはいかない。そんなわけで、まずはクラリオンのdrivTraxP5から徹底テストを敢行した。
クラリオン「DrivTraxP5」DTR-P5
オープン価格(実勢価格は5万円前後の見込み)
配線要らずで簡単にクルマに装着できるのも魅力 |
概要
厚さは22ミリ。しかも198グラムの軽量で携帯性良し |
内蔵メモリーは2GBで、OSにはWindowsCEを採用。CPUはSamsungの400MHzのもので、GPSエンジンはSiRF社のStar3を搭載する。地図データとナビアプリケーションはインクリメントP(IPC)が開発。これをベースに、地図色やメニューなどに独自色を織り込んでいる。
クルマへの装着
スタンドは高さ調整不可 |
窓に吸着させるとしっくりくるのだが... |
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