サブウーファーもスリム化
サブウーファーのスリム化も、目立った傾向だ。とくにJLオーディオの「TW5 Thin-Line」というモデル。もともとサブウーファーでは有名なメーカーで、アメリカ本国では車種に合わせてデッドスペースに組み込めるボックスタイプのサブウーファー=ステルスボックスが人気なのだが、このサブウーファーなら、より多くの車種にサブウーファーを組み込むことができる。埋め込み寸法わずか6センチほどのJLオーディオTW5 Thin-Line |
なにしろ、埋め込み寸法はわずか6センチちょっと。12インチの12TW5-4と13.5インチの13TW5-4の2サイズがあって、12TW5-4の場合、エンクロージャー容量はわずか18リットル未満、13TW5-4で21リットルちょっとの小容量エンクロージャーで済むのだから、2シーター・オープンカーのシートの後ろにボックスを置いたり、シート下に組み込んだり、サブウーファー設置の可能性は大きく広がる。日本での発売は、今年の年末、もしくは来年になりそうだ。
キッカーからも薄型サブウーファー登場
ロックフォード・フォズゲートと並ぶ、アメリカのカーオーディオ・メーカーの代表格=キッカーも「COMP VT」というサブウーファーを発表した。こちらは埋め込み寸法が約11センチだ。VTのTはトラックのT。要するにトラックのシートの後ろに収まるように設計されたサブウーファーだが、この薄さを活かしてデモカーはなんと、このサブウーファーをドアにマウントしていた。サイズは10インチと12インチの2種類ある。キッカーのデモカーはCOMP VTをドアにマウント |
このキッカーCOMP VTサブウーファーは、まもなく日本市場に導入される予定だ。
ロックフォード・フォズゲートの薄型ウーファー、P3シリーズ |
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