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東モ07に見た、高級車のデザイン その3

東京モーターショー2007で見た、高級車のデザイン。今回はマセラッティ、BMW、オロチなど。

執筆者:松本 明彦


マセラッティ グラントゥーリズモ

マセラッティのフラッグシープクーペ、マセラッティ グラントゥールズモ。事実上のマセラッティ クーペ、グランスポーツの後継車。まるで噛み付くような、迫力の顔。

V8 4.2Lエンジンは405ps、460Nmを発生。最高速度285km/h、0-100km/hは5.2秒。

全長×全幅×全高は4881×1847×1353mm、ホイールベースは2942mm。二周りほど大きくなった。スポーティーに低く構えた迫力のフロントグリル。それぞれの存在を主張し、筋肉のように盛り上がった緊張感あるフロント&リアフェンダー。滑らかな曲面を描くキャビン。ロの字を描くテールランプなど、ピニンファリーナによるデザインは、バードケージ75からインスピレーションを経ている。

美しく豪華で派手な赤い内装。日常を忘れるインテリアだ。ダッシュボードやステアリングホイールのクローム・インレーは繊細。パドルシフトもアルカンタラで裏打ちされている。シートはポルトローナ・フラウの滑らかでソフトなタッチの最高級レザー。

拡大されたボディサイズのおかげで、リアにも大人二人が楽に座れる。センターコンソールは、ダッシュボードからフロント、リアへとインテリアを縦断する。クーペらしいパーソナルな雰囲気だ。
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