手頃なサイズ
BMWの中型のSUVがX3だ。 |
プレミアムSUVが売れている。高いドライビングポジションによる運転のしやすさと優越感、大きなサイズで満足できる所有欲と想像できる衝突安全性の高さ、普段使わないオフロード性能から感じる非日常性と余裕、乗用車と変わらない乗り心地と操縦性、広い室内などがその理由だろう。ただ「あのボディサイズはでかすぎて使いづらい」と思う人も多いはずだ。
そのサイズは、三菱アウトランダーやホンダCR-V並だ。 |
気軽に乗れる、以外に手頃なサイズだ。 |
BMWではSAV(スポーツ・アクティビティー・ビークル)と呼んでいるSUVに、3列シートも用意される大型のX5と中型のX3がある。このX3のボディサイズは、4569×1853×1674mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2795mm。身近な日本車で言えば、アウトランダーの4640×1800×1680mm、2670mm、CR-Vの4520×1820×1690mm、2620mm辺りが近く、以外に手頃なサイズであることが分かる。
このサイズなら、狭い路地や駐車場も苦にならない。 |
実際に乗り回してみても、この手頃なサイズと共にSUVとしては低いアイポイントもあり、狭い路地や駐車場にも躊躇なく入っていける、扱いやすいサイズを実感できる。毎日乗っても、苦にならない大きさだ。「X5はでかいなあ」と感じている人でも、X3なら乗りこなせるだろう。
X5と比較すると、全長で291mm短く、全幅で82mm狭く、全高で91mm低く、ホイールベースも138mm短い。 |