輸入車/注目の輸入車試乗レポート

コンチネンタル フライングスパー

圧倒的な量感、極上の質感で仕立てられた最高級グランツアラーが、ベントレー コンチネンタル フライングスパーだ。

執筆者:松本 明彦


サルーンにしてスーパーカー

2005年に登場した、ベントレー フライングスパー。

1957年登場のオリジナルのコンチネンタル フライングスパーは、1952年当時最速を誇った4人乗りのクーペ、R-タイプ コンチネンタルから生まれた。その血統を受け継ぐのが、新型のコンチネンタル フライングスパーだ。

そのボディサイズは、メルセデスベンツ Sクラスのロングボディより、さらに一回り大きい。

そのサイズは、5310×1930×1480mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース3065mm。たとえばFセグメントのメルセデスベンツ Sクラス、そのロングボディより、さらに105mm長く、60mm幅広い。コンチネンタル フライングスパーは、英国クルー工場で設計製造されるW12気筒ツインインタークーラーツインターボ、6L 560ps 66.3kgmのエンジンを、フルタイム四輪駆動で最高速度312km/h 0-100km 5.2秒で駆る、スーパースポーツの性能を持つ、4ドアサルーン世界最速を誇る最高級グランツアラーだ。

スーパースポーツの性能を持つ、最高級4ドアサルーンが、コンチネンタル フライングスパー。
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