スポーティーで楽しいか？
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| リアのヘッドクリアランスやレッグルームも拡大。もちろん3人分のヘッドレストや3点式のシートベルトを装備。 |
では、オペル製エンジンブロックを採用した2.2 JTSやベクトラと共用のプラットホームは、アルファならではの楽しさやスポーティーさを実現できているか？
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| 試乗車はオプションの、タン色のチベットレザーを装備。ヘッドレストには、アルファ ロメオのマークが。こんな小技がうれしい。 |
まずエンジンをかけると、その静かさに驚く。走り出してもそれは同じ。エンジンそのものと共に、厚い吸音カーペットや5mm厚のフロントドアガラスが効いているのだろう。しかし回せばシューンと吹き上がり、雑味のない精度の高さを感じさせる。決して退屈なエンジンではない。気持ちいい。
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| メーターパネル中央のマルチファンクションディスプレイ。こんな所にも、アルファ ロメオマークが。オーナーの気持ちをくすぐる仕掛け。 |
ハンドリングはシャープで危うい感じは薄まり、シュアで安定している。以前の危うく官能的な雰囲気が好きな人には物足りないかもしれないが、こちらの方が安心して意のままに操れスポーティーで爽快。好ましく思える。
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| インパネには3連のエアアウトレットと、燃料計、水温計、油温計の3連メーター。ついにアルファもエンジンスタートは、ボタンに！（キー右下にエンジンスターターボタン） |
サスペンションもしっかり仕事をし、道路の凹凸をいなし高いボディ剛性を感じることができる。だからといって、つまらないわけではない。追い込んでもしっかり付いてくるのでスポーティーなドライビングができ、なおかつ快適なのだ。全体的に見て、危うく官能的なスポーティーから、爽快で意のままに操れるスポーティーになったと言える。
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| カーペットにも繰り返されるアルファ ロメオのマーク。くどくならずにこれが様になるのは、ブランド力があるアルファ ロメオならでは。 |
