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少ない投資でアウディA8に乗るチャンス!(2ページ目)

2009年最後のおいしい中古車は、アウディA8(現行)。この不景気やエコカーブームによって、3年落ちで75%オフです。しかも将来の下取りも期待できる!? 少ない投資で高級車に乗るチャンスですよ!

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

本革&電動シート、ナビ、ETC、BOSEまでもが標準装備

アウディA8 インテリア
MMI(マルチメディアインターフェイス)のディスプレイはリトラクタブル式。センターコンソール上のコマンドやスイッチでさまざまな情報が取り出せます。また6連奏CDチェンジャー&3連奏MDチェンジャーも標準装備
現行A8がデビューしたのは2004年2月。先代同様、独自のアルミスペースフレームや同社自慢の4WDであるクワトロ、さらにスポーツ走行と高級車らしい乗り心地を両立させるアダプティブエアサスペンションを備えるなど、ほかの高級車にはない魅力を備えたモデルです。当初は4.2LのV8エンジンのみでしたが、同年9月には3.7LのV8モデルが、さらに翌2005年3月には6LのW12エンジンを搭載したモデルが追加されました。ミッションはいずれもパドルシフト付き6ATです。

快適装備に関してもやはりゴージャスです。4ゾーン独立オートエアコン、アダプティブヘッドライト、本革電動シート、前後席シートヒーター&クーラー、MMI(車両設定からナビやオーディオなどを全てコントロールできる)、ETC、さらにはBOSEサウンドシステム(2006年3月からバング&オルフセンがL6.0には標準、4.2Lモデルにはオプション設定)まで標準装備となります。

(新車時990万円ですけど)最廉価グレードとなる4.2でも上記装備を備えていますから、お買い得感はあります。しかし、このエコカーブームでもう買えなくなるかも!?というW12搭載モデルに、個人的にはヨダレが出ます。狭角のV6を、縦ではなく横に二つ並べて(指でヴイを作って横に並べると、Wに見えるでしょ? その形です)最大出力450ps、最大トルク59.1kg-mを発揮するオバケエンジン。ちなみにここで使われているV6はA3やTTと同じものです。

アウディS8 フロント
専用のスポーツアダプティブエアサスペンションは車高が最大20mmさがり、ステアリングもA8のそれに比べよりシャープな設定になっています。また、A8はBOSEでしたが、S8はバング&オルフセンが標準装備となります
さらに物欲を刺激するのが、S8。何しろスーパーカーであるランボルギーニガヤルドのV10をベースに開発されたエンジンを搭載しているのですから。A8のW12より2気筒少なくても、同じ450psの最高出力(最大トルクは55.0kg-m)を発揮。ただし、W12より軽くなった分、走行性はさらにスポーティさを増します。またクワトロシステムをA8とは異なり、通常時リア60%フロント40%とし、足回りも専用のスポーツアダプティブエアサスペンションを装備。おかげで、5m超の巨艦にも関わらず、ひらりひらりとコーナーを駆け巡ることができるのです。

そんなS8の中古車は、原稿執筆時点でわずかに3台しか見つかりませんでした。最安値は2006年式/2.4万km/修復歴なしの668万円。新車時は1460万円ですから、もう55%オフです。2.4万kmと走行距離も少なめ。A8ほど値落ちはしていないにせよ、スーパーカー譲りの心臓を持ったスーパーセダンがわずか3年ちょっとで55%オフ、って凄いことだと思いませんか?

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

【関連リンク】
カーセンサーnet
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