豪華装備満載なのに、GTIと価格はあまり変わらない

VWゴルフGTX シート
サイドエアバッグにカーテンエアバッグ、横すべり防止のESP、10スピーカー、レインセンサー付きフロントワイパー、フロントシートヒーター…普通に走っている時も安全で、快適
確かに直噴2L+ターボ+6速DSGは、同時に登場したGTIと同じです。しかもあちらはフロントグリルにレッドラインが入ったりなど、スポーティさが見た目でも強調されています。一方でそのGTIのプレミアム版というべきGTXには、外観で他のゴルフと区別しやすいポイントはありません。実際、売れたのもGTIのほう。新車時価格がGTIの336万円に対し、GTXは368万円ということもあるでしょう。

ところが原稿執筆時点で中古車市場で見ると、GTIの最安値が149.9万円(2005年式/5.4万km/修復歴なし)なのに対し、GTXは158万円(2005年式/2.0万km/修復歴なし)。新車時の価格差はどこへやら。GTIは有名だけど、GTXなんて知らないという人も多いはず。だから中古車価格に差が無くなったのでしょう。もちろんプレミアム版であるGTXの装備は、価格差が無くなったからといって消えたりはしませんから、GTXのお買い得感は高いのです。

アウディA3スポーツバック2.0TFSI
VWより高級でスポーティという位置づけのアウディ。ナビや本革シートは標準ではないので、装備自体はゴルフGTXのほうが上と言えるでしょうが、デザインセンスやブランドイメージでは好みが別れるでしょう
ベースのGTIに対してGTXが追加で標準装備しているものには、純正ナビ・ウッドパネル・本革スポーツシート・運転席パワーシートなど快適装備が中心。乗り心地はGTIと変わりありませんが、そもそもGTI自体がホットハッチだからといっていわゆるスポコンタイプではなく、硬すぎず柔らかすぎず、狙ったラインを軽やかにシュッと走りを決めるタイプ。下のトルクも十分力強く、いざムチを入れればどこからでも加速してくれます。

つまり、見た目は大人なのに走るとやんちゃというキャラクター。普段は街中をたららんと流していても快適で、見た目も豪華。それでいてちょっと気分が盛り上がったら、アクセルを踏む足にチカラを込めて、DSGのシフトをマニュアルモードに入れちゃって…なんて楽しむことができます。40歳を過ぎた私には、いかにも走るぞ的なGTIより、ホントは速いんだけどねって涼しい顔していられるGTXのほうがブッ刺さります。

ちなみに、同じ直噴2Lターボ+2ペダルMTを搭載した車に、VWと同じグループであるアウディのA3スポーツバック2.0TFSIがあります。こちらは2004年10月にデビューし、新車時価格は389万円とGTXよりさらに上でしたが、中古車の最安値は138万円(2004年式/4.9万km/修復歴なし)とさらにお買い得。ゴルフGTXより涼しい顔が出来るかも知れません。

いずれにせよ、いくら新型より安く買えるからと言って、ただ価格だけで見るのではなく、その中身も比べてみると旧型の中でもおいしい度が違ったりするのです。そこを見つけたりするのが、また楽しいのですが。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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