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不況のおかげで50万円以下!?エクストレイル(2ページ目)

リーマンショックを期に始まった厳しい経済状況。しかしそのおかげで中古車市場は“おいしい”ことがたくさん! そんな中から、不況のおかげで買えるようになった日産エクストレイルを紹介します。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

“道具感”を味わうなら距離を気にせず50万円以下を!

日産エクストレイル インパネ
センターメーターを採用し、空いたドライバー側のインパネには、CD12枚を飲み込む大きな収納スペースに。またエアコン送風を利用した保冷・保温対応ドリンクボックスがあります
デビュー当時、周囲の注目を浴びたのは、撥水加工シートと丸洗いできるラゲージボードでした。濡れたまま車に乗れる、汚れたまま荷物を積める。そんな車はその頃ありませんでした。年を追う毎に天井など撥水加工部分が増えていったのですが、裏を返せばそれだけニーズがあったということです。

5ナンバーサイズにおさまる手頃なサイズで、当時のスカイラインの4WDシステムを応用した「オールモード4×4」を備えたことで、燃費走行から本格的な“ヨンク”走行までこなします。スクエアなボディということもあり室内はサイズの割には広々としています。2003年6月のマイナーチェンジでは運転席に座ったままでスキーウェアに(あるいは逆に私服へ)着替えられるよう、ポップアップステアリングまで備えました。

エンジンは2Lと2Lターボ。ミッションは4ATが中心で5MTモデルもあります。また2WDモデルも用意されていました。

日産エクストレイル ラゲージ
ラゲージボードは取り外して水で丸洗い可能。また後席を倒すとキレイに真っ平らなラゲージスペースが広がります
中古車をみてみると、40万~60万円の価格帯は、走行距離10万km前後が多いようです。しかし60万~100万円なら5万km以下がグッと増えます。ほとんどが4WDモデル。買うなら4WDがオススメです。この車のもつ“道具感”は4WDでこそ発揮されると思いますから。

ターボは加速感がいいですが、当然燃費は悪くなります。私なら“道具感”を大切に選ぶとしたら、4WDで内外装のキレイなものを優先して選びます。走行距離やターボの有無は二の次。その基準で選ぶとしたら、価格は50万円以下で。

2003年6月のマイナーチェンジ後のモデルでも100万円を切るものが何台も見つかります。

もちろん、世界的不況ということは、我々もそんなにおいそれと車を買っている場合ではないのかもしれないですが、逆に今なら安く買えるし、エクストレイルならこれ一台で趣味も日常の用事にもオールマイティに使えます。こういう万能タイプこそ、結果的には節約に繋がると思います。特に、ミニバンは買ったけれど3列目はほとんど使っていないなんて人は、今こそエクストレイルへの買い変えの時期なのではないのでしょうか。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。一度、探してみててはいかがでしょう。

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カーセンサーnet
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