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100万円以下の大穴ワゴン、アベンシス(2ページ目)

日本でステーションワゴンといえばレガシィツーリングワゴン、他にはアコードワゴン、ステージア……といくつか出てくるが、トヨタアベンシスワゴンを知っている人は少ないのでは? 今回はそんな大穴をご紹介。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

長年使い込んだかのような、名品にしか醸し出せない味がある

トヨタアベンシスワゴン 室内
これ見よがしな高級感ではなく、トヨタの最高品質で作り込まれたインテリア。へたに本木目調、なんて使っていないのに好感がもてます
前ページで述べたように、サイズ的にはM・ベンツCクラスやBMW3シリーズと競合します。このクラスで言えばVWパサートやアウディA4もライバルとなるでしょう。そう考えると新車時価格の250万~290万円(ワゴンの価格)はかなり魅力的なプライスでした。日本でワゴンといえば、スバルのレガシィツーリングワゴンが一人勝ち状態ですが、その対抗馬としてもこのアベンシスワゴンは十分戦える性能を備えています。

エンジンは2Lの直噴エンジンに4ATを搭載。全幅がわずかに60mmオーバーするため5ナンバーサイズにはなりませんが、その分、大人5人がしっかりと座れるゆとりの室内が確保されています。世界でも厳しいと言われる当時のEuroNCAPにおいて最高ランクの5つ星を獲得するなど安全性も高く、平成22年燃費基準を先行して達成(2WD車)したというように、環境性能もばっちりでした。

欧州でのフラッグシップモデルだけに左右独立温度コントロールオートエアコン、自動防眩ECインナーミラー、雨滴感知式フロントオートワイパーといった装備も「全車に標準装備」するなど、快適性でもライバルにひけはとりません。

トヨタアベンシスワゴン シートアレンジ
リアシートは6:4分割可倒式。トノカバーとパーティションネットも備わるなど、使い勝手は十分
FF車の4ATはシーケンシャルシフトマチック付き。動力性能にも問題はありません。しかし今や100万円以下で十分見つけられます。2005年9月に追加された2.4L+5ATモデルですら原稿執筆時点で1台見つかりました。走行距離は5万km超がほとんどですが、トヨタ製であることを考えると、この程度の走行距離であればそのまま乗っても全く問題がないと思われます。この辺が、メンテナンスが重要になる輸入車に対してのアドバンテージかも知れませんね。

セダンであれば100万円以下でもっと選択肢が増えます。0.5万kmなんて中古車もありました。良質のセダンを求めている人には、この価格帯ではかなりオススメしたいモデルです。ただ、なぜ今回セダンより高めなワゴンをメインに取り上げたかというと、ただでさえトヨタのマークがグリルにあるのにあまり見かけない車で、しかもワゴンであれば何かの趣味にはまっている人に見え、間違いなく他人から見たらそこに価格云々の発想が出ないだろうからです。つまり誰もあなたの車が100万円以下には見えないし、そもそも安い車なのかどうかなんて気にしないということです

例えばメーカー名はよく分からないけれどカナダ製の20年もののカウチンセーターなど、使い込むほどに味が出てくるものって、ありますよね。そういった味わいが分かる人なら、このアベンシスワゴン、かなり気に入ってくれるのではないでしょうか。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。一度、探してみててはいかがでしょう。

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カーセンサーnet
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