中古車/おすすめの中古車

1年で40%オフ!走行0.4万kmのスプラッシュ

不況とエコカーブームで、100万円以下のコンパクトカーは大人気…のはずなのに、なぜか取り残されたように大きく値落ちしている一台が! しかも自動車関係者から絶賛の名車なのです。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

スズキが作った欧州車だけに、知名度の低さが安い理由!?

スズキスプラッシュ フロント
同社のスイフトをベースにオペルと共同開発された一台。ボディの塗料は欧州の規制で水性を使っているそうで、逆に発色が日本車よりも良くなりました。コンパクトカーは色が大切ですからね
気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。最近はそのおいしさゆえ、200万円以上の中古車ばかり取り上げていましたが、今回は100万円以下の狙い目コンパクトとして、スズキスプラッシュ(現行)を取り上げます。デビューは2008年10月ですから、まだ1年も経っていないのですが、修復歴なしで走行距離わずか0.4万kmでもう約40%オフの中古車が見つかるのです。

不況とエコカーブームで、本来100万円以下のコンパクトカー市場は値落ちが進まず、停滞しています。例えば同じ2008年式の100万円以下/走行距離0.5万km以内のホンダフィットを見ると、ほとんどが1.3G(新車時価格119万7000円)。その最安値が88万8000円、0.3万kmです。その下落率は約26%。

また、トヨタヴィッツの2008年式/100万円以下/走行距離0.5万kmでの最安値は1.3Fの89万円、0.4万km。新車時価格は123万9000円ですから、下落率は約28%。対してスプラッシュはというと、新車時価格123万9000円なのに0.4万kmで75万円。約40%オフです。

スズキスプラッシュ リア
運転席のヒップポイント(地上から座面の高さ)は620mmと、やや高め。だから乗降性が良く、運転中も見通しがいいし気持ちいい。ちなみにこの数値、先日登場した日産スカイラインクロスオーバーよりも10mm高い数値です
その要因はずばり、知名度不足でしょう。スズキといえば、ワゴンRなどの軽自動車というイメージが強く、みなさんの中にも「スプラッシュ? 何それ」という人もいるはずです。スプラッシュの良さを知っている私としては歯がゆい限りなのですが、そのお陰で中古車が安いとなると、怒るわけにもいかず…。まぁ今回これを読んでくれた方々だけに知っていただければいいか、と取り上げた次第です。

スプラッシュは1.2L、正確には1242ccのエンジンにCVTが組み合わされたワングレードのみの車です。それよりも何よりも、この車の最大の特徴は、メイン市場が欧州であるということ。デザインは欧州で作られたものですし、現地での徹底的な走り込みで足回りや、シートまで開発したという力の入れようです。その上、ハンガリーの現地工場で生産し、販売しています。つまりこの車、逆輸入車なのです。ちなみにオペルにOEM供給もしています。

スズキで、しかも逆輸入車。さらにCMでは女性ユーザーだけに訴求していたため、知名度があがりづらかったのでしょう。しかし「日本メーカーが作った欧州車」という特異なキャラクターは、女性だけに味わわせておくなんてもったいない。自動車雑誌や評論家たちも絶賛する一台なのです。

そんなスプラッシュの魅力を次ページでさらに見ていきましょう。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます