1位は久々にヴィッツが獲得
1位 ヴィッツ=9550台
2位 カローラ=9450台
3位 エスティマ=9265台
4位 フィット=7002台
5位 クラウン=5371台
6位 ステップワゴン=4943台
7位 パッソ=4914台
8位 bB=4875台
9位 ラクティス=4819台
10位 アルファード4754台
4月の新車登録台数ベスト10は上記の通りです。3月は4位だったヴィッツが首位に立ったことで、3月に1~3位を占めていたカローラ、エスティマ、フィットのランクがひとつずつ下がる結果になりました。
ホンダのフィットとステップワゴンが4位と6位に入っているものの、ほかの8車種はトヨタ車ばかりという状況。しかもエスティマを始め、クラウンやアルファードなどの高額車がランク入りしているのですから、利益面でもトヨタが断トツです。改めてトヨタの強さを見せつけたベスト10でした。
それに引き換え、元気がないのが日産で、登録車が7.8%ほど減少だったのに、日産のマイナス幅はなんと27%という大幅なもの。登録車だけの台数なのでモコなどの軽自動車は計算に入っていませんが、それにしても大幅なマイナスといえます。日産車は14位にティーダ、16位にセレナ、17位にノートが入っていますが、ベスト10に1台も入らないような状況がかつてあったどうか記憶にないほどです。
売れているクルマが良いクルマという単純な話にはならないのですが、良く売れているクルマは平均して中古車市場での人気も高く、リセールバリューが安定する傾向も強くなります。新車が売れすぎたために中古車の流通量が多くなって相場が下がるというケースもあるので簡単ではありませんが、新車の売れ行きの良さが購入時の目安になるのは間違いありません。
たくさん売れているクルマより、ほかの人があまり乗っていないクルマのほうが良いと考える人もいるでしょう。売れてるクルマを選ぶのか、売れていないクルマを選ぶのかはともかく、販売ランキングベスト10は購入時のひとつの参考になると思います。