ボディサイズを拡大し室内は広くなったが…
昨年7月に発売されたアウディA6にステーションワゴンのアバントが追加されました。セダンをベースに、ワゴンらしい使い勝手を実現したモデルです。ボディサイズはセダンのA6がベースですから、これまでに比べてひと回りというか、それ以上に大きくなりました。全長が130mm、全幅が45mm、ホイールベースが80mmも拡大されています。インテリアの質感の高さでは定評のあるアウディ。A6もウッドパネルを使い上品に仕上げている |
外観デザインはフロントのシングルフレームのグリルが印象的です。最近のアウディはこの顔に統一していますから、だんだんに慣れてはきましたが、リヤビューが上品でおとなしい雰囲気にまとめられているのに比べると前後のデザインがちぐはぐな印象を受ける部分もあります。
ラゲッジは広くなり、さらに荷物を載せやすくするために様々なフィックスキットを用意している |
ラゲッジスペースの使い勝手も特筆されるものがあります。レールやカーゴフック、フィックスキットなどが用意され、いろいろな荷物を自在に積むことができるからです。しかもラゲッジスペースの下には標準タイヤと同じサイズのスペアタイヤを搭載しながら、十分なラゲッジスペースを確保しているのも注目されるところです。