オンロードでの乗り心地が格段に向上!
スズキがスイフトに次ぐ世界戦略車として発表するクルマです。エスクードは初代モデルが1988年にデビューして追加モデルのノマドが大ヒットし、1997年の2代目モデルはアメリカ市場を意識しすぎてやや人気薄という経緯をたどってきました。スタイリングは初代のイメージを残すデザインが採用された |
エスクードもまたボディが大きくなっていて、全幅が1800mmを超えているのですから、この点に関してはやはり困ったものといえます。まあアメリカやヨーロッパなど世界を相手に商売をしようとするクルマでは、これくらいの全幅が必須の様子になってしまうのですが・・・。
ボディが大きくなった分だけ居住空間が拡大するとともに、モノコックボディを採用したことや独立懸架のサスペンションを採用したことなどによって、オンロードでの乗り心地が良くなったのが大きなポイントです。
インテリアの質感もスイフトと同じように大幅に向上している |
ボディが大きくなったこともあって、2.0L車よりも2.7L車のほうが好ましい印象でしたが、実用的には2.0Lでも十分というところでしょうか。価格は2.7L車でも250万円台とけっこう割安な水準です。