クルマの賢い買い方・売り方/車購入ガイド

3代目へとフルモデルチェンジしたスズキのSUV 新型エスクード登場

スズキがスイフトに次ぐ世界戦略車として発表するクルマです。エスクードは初代モデルが1988年にデビューして追加モデルのノマドが大ヒット。そんなエスクードが3代目へと進化しました。

執筆者:松下 宏


オンロードでの乗り心地が格段に向上!

スズキがスイフトに次ぐ世界戦略車として発表するクルマです。エスクードは初代モデルが1988年にデビューして追加モデルのノマドが大ヒットし、1997年の2代目モデルはアメリカ市場を意識しすぎてやや人気薄という経緯をたどってきました。

スタイリングは初代のイメージを残すデザインが採用された
今回の3代目モデルはすっきりしたデザインで日米ともに売れそうな雰囲気。ビルトインラダーフレームのモノコックボディやセンターデフ式フルタイム4WDを採用するなど、いろいろな意味で新しくなっています。同時にデザインやFRベースの4WD車である点などに、初代モデル以来のエスクードらしさを残しています。

エスクードもまたボディが大きくなっていて、全幅が1800mmを超えているのですから、この点に関してはやはり困ったものといえます。まあアメリカやヨーロッパなど世界を相手に商売をしようとするクルマでは、これくらいの全幅が必須の様子になってしまうのですが・・・。

ボディが大きくなった分だけ居住空間が拡大するとともに、モノコックボディを採用したことや独立懸架のサスペンションを採用したことなどによって、オンロードでの乗り心地が良くなったのが大きなポイントです。

インテリアの質感もスイフトと同じように大幅に向上している
今回の試乗会では特設のオフロードコースでの試乗も用意されていました。初代モデルでは試乗車を貸し出すときにオフロードなどに持ち出すことがないように念を押されたりしたことを思い出すと隔世の感があります。しかも独立懸架に変わったにもかかわらず、相当に高い悪路走破性を備えていましたから、走りの面では大きく進化したといえます。

ボディが大きくなったこともあって、2.0L車よりも2.7L車のほうが好ましい印象でしたが、実用的には2.0Lでも十分というところでしょうか。価格は2.7L車でも250万円台とけっこう割安な水準です。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます