お金を借りる/どうすればいい?お金の借り方教えます

働けない時の借金、育児・介護休暇中の借入

育児や介護による休業は労働者のために法律で決められた休業で、雇用保険から休業手当などが支給されますが、収入は少なくなります。ただでさえ手間もお金もかかる事情での休業ですから、生活費が不足するという事態が起こりやすいもの。そこをカバーするために、自治体や労働・信用金庫などから低金利で比較的良い条件でお金を貸してくれる制度があります。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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育児休暇中で収入激減!

休業中のお金が苦しくて借りるのならば、復職後きちんと返せる計画を!

休業中のお金が苦しくて借りるのならば、復職後きちんと返せる計画を!

育児休暇期間中は、お子様が1歳になるまで加入している健康保険から育児休業手当てが支給されますが、それは給料の30%ほど(毎月支給30%、復職半年後20%)。家計の収入は激減するので、お金の工面は大変です。

あらかじめ蓄えておくことができれば良いけれど、このご時世では、思うようにいかないことも良くあること。働きたくても働けない環境の中ですが、条件が合えばお金を貸してくれる制度があります。
収入が激減してしまっている状況のときにお金を貸してくれるのは、いったいどんなところでしょうか。

消費者金融ではなく、公的機関が頼れるかも

働きたくても働けない、でもお金が必要…そんな時はつい、消費者金融が借りやすいだろうかなどと検討しはじめる人も少なくないでしょう。
でも、ちょっと待ってください。貸金業法改正を目前に控え、消費者金融の金利も下がってはいますが、まだ10%を超える高い金利です。
 

どうしても働くことが難しいだろうと思われる育児・介護で休暇をとっている人たちのために、各自治体働きかけている育児・介護休暇取得中の方々向けの低金利ローンがあります。取り扱いは労働金庫とか、信用金庫などが多いようです。
利用の限度額は100万円というところが多く、返済期間も5年前後と長期間です。
金利などは地域により違いますが、1.5%という設定の地域もありますし3%強というところもあります。
では、どんな人がこの融資を利用することができるのでしょうか。
 

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