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6月19日にダイハツからコペンという新しい軽自動車が発売されました。現在ではほかに軽自動車のスポーツカーやオープンカーが全くないので、コペンが大きく注目されてダイハツのイメージリーダーになるのは間違いないでしょう。ほかのメーカーの関係者も『販売台数は知れているだろうが、イメージアップの効果は大きい』と警戒を強めていました。
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電動開閉式のアクティブトップと手動脱着式のルーフとではコストも大違いだと思いますし、5速MTとマニュアル操作も可能な電子制御4速ATとでは12万円以上の価格差がついても不思議ではありません。なのにそれらが全部ひっくるめて同じ価格だというのですから、これは不思議です。
そもそも149万8000円というのは、かつて軽自動車のスポーツカーとして存在したマツダのAZ-1がちょうどこの価格でしたし、ビートやカプチーノなどもほぼこの価格でした。ですから、時代が変わったとはいえ、150万円をわずかに切る価格設定は、いかにも軽自動車のスポーツカーのものといえます。電動開閉式のルーフの分を考えたら、むしろ割安と考えるべきなのかも知れません。