私も個人的にはスカイラインに対するイメージが固定化している部分があって、このクルマがスカイラインと言われてもすんなりうなづけない面があるのは確か。ただ、FRの上級車としてそれなりに良くできたクルマだと思うし、試乗しても実際に良く走ってくれた。また賛否両論があっていろいろと話題になるのもそれ自体は良いことだと思う。
そんなスカイラインのバリエーション構成は全部で7グレード。廉価モデルの250GTeは265万円の設定だが、これは事実上売れるグレードではない。これだけ安いグレードもあるということを示すためだけのもので、装備などを考えたら買えたものではない。
250GTは280万円で、これから上のグレードが購入の対象になる。シートの仕様によって250GTのPコレクションとSコレクションが用意され、この2グレードはいずれも291万円の設定。
300GTは325万円で、300GTのPコレクションとSコレクションは333万円の設定だ。250GTと300GTとでは45万円の価格差があるが、これはエンジンの違いのほか、オーディオやエアコン、タイヤ&アルミホイールの仕様の違いも含まれている。エンジン分の価格はざっと30万円というところだ。