プジョー/プジョー

新世代クーペカブリオレ、207CCデビュー

2000年のデビュー以来36万台を生産してクーペカブリオレを一気にメジャーにしたヒット作、プジョー206CCの後継車が207CCとして発表された。現時点でわかる情報をお伝えしよう。

執筆者:森口 将之




207CCのデザインはプジョースタイルセンターが手がけたもので、パリ・モーターショーで発表された燃料電池搭載のコンセプトカー、207epureの市販型といっていい。サイズは全長4037mm、全幅1750mm、全高1397mmで、ハッチバックより7mm長く、30mm広く、73mm低い。2540mmのホイールベースは共通。車重は1352~1418kgとなる。



ノーズはハッチバックと同じように2種類のデザインがある。リアはバンパーとコンビランプがハッチバックと共用だ。ホイールは16あるいは17インチを用意しているという。ルーフは2つ折りでトランクに格納する方式は206CCと共通だが、フロントのロックも電動で行うフルオートになった。開閉時間は25秒。オプションでリアシート部分に取り付けるウインドデフレクターが用意されるという。



インパネはハッチバックと共通だが、307CCやクーペ407のように、一部をレザー張りとしたインテグラルレザー仕様も用意される。フロントシートはスポーツタイプで、ヒップポイントはハッチバックより低い。リアは完全な+2だ。エアバッグはフロント2、サイド2、ステアリングコラム1の5個装備。トランク容量はVDA方式の計測でクーペ時が370リッター、カブリオレ時が145リッターだ。
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