ルノー/ルーテシア

ロードインプレッション フェイズ3のルーテシア1.2

昨年2度目のマイナーチェンジを実施して、フェイズ3になったルノー・ルーテシア。エントリーモデルの1.2クイックシフト5に乗って、熟成度をチェックしてみた。

執筆者:森口 将之


スムーズになったクイックシフト



新型ルーテシアは、今回試乗した1.2クイックシフト5(2ペダル5速MT)と、4速ATの1.4がある。前回のマイナーチェンジでは、フロントマスクをガラッと変えたが、今回のエクステリアは、ホイールキャップのデザイン以外はいままでと同じだ。



室内はインパネのガーニッシュがブルーになり、シートやドアトリムのファブリックも、ブルーのドットを入れたグレーに変わって、いままでよりもカジュアルテイストになった。メーターはスピードメーターとタコメーターにはさまれた燃料計と水温計がバーグラフになって、旧型ではタコメーターの中にあったクイックシフト5のインジケーターもここに移ってきた。



走り始めてまず感じたのは、クイックシフト5の変速がさらにスムーズになっていたこと。もともとこのシステムは、ファジー制御を取り入れることで、このテのギアボックスで気になるシフトアップのときの減速感をうまく抑えていたのだが、新型はそれがさらに少なくなって、ほとんど感じなくなった。だからオートモードでもぜんぜん不満にならないし、シフトアップのときにアクセルをゆるめたりする必要もない。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます