ルノー/その他のルノー車

ロードインプレッション 2台のルノースポールを乗り比べ

今年最後のロードインプレッションは、ルノー・ルーテシア・ルノースポールV6と、2.0に設定された限定車「ルノーF1チーム・リミテッドエディション」をお届けしよう。

執筆者:森口 将之


ルーテシア・ルノースポール(RS)V6は2000年に本国でデビュー。日本への正規輸入は今年から始まったが、最初の分はあっという間に完売してしまった。今回乗ったのは追加で輸入されたモデル。外観では、リアゲートにもルノーの菱形エンブレムが付いた点が初期型と異なる。本国ではすでにマイナーチェンジが実施されたので、この形のクルマの輸入はこれが最後になるようだ。


外観は、フロントマスクやキャビンまわりは他のルーテシアと共通だが、大きく張り出した前後のフェンダーと思い切り落とされた車高、17インチのホイール/タイヤのために、実際は別物に見える。それもそのはず、全長は3805mmで他のルーテシアとほぼ同じだが、全幅は1810mmで140mmも幅広く、全高は1350mmで逆に60mmも低いのだ。


ダッシュボードはマイナーチェンジ前のルーテシアRS2.0とほぼ同じ。500万円近いクルマとしてはやや安っぽさを感じるが、バックスキン巻きのステアリングやアルミのシフトノブは手に心地よい。他のルーテシアと違うのはセンタートンネルで、色はシルバーとなり、シフトレバーが生える部分が高く盛り上がっている。直立したシフトレバーは、ノブの位置がステアリングに近いのがありがたい。


シートもまた、マイナーチェンジ前のルーテシアRS2.0と共通。マイナーチェンジ後のRS2.0は、シートバックのルノースポールのロゴがモノトーンになったが、こちらは3色のままだ。ただし前倒しのレバーは、根元から肩の部分に移っている。シート背後のラゲッジスペースへのアクセスがしやすくなった。


リアシートがあった位置にエンジンが載っているので、ラゲッジスペースはその前後の奥行き15cmほどの空間と、もともとエンジンがあったフロントの空間のみ。いちばん大きなフロントも、ラジエーターなどの補機があるためにそれほど広くない。しかも最大30kgという重量制限まで付いている。荷物を積む性能は期待しないほうが良さそうだ。
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