今回はクルマにスポットを当てて紹介していくが、それにしても思うのは、最近のFBMは古いクルマがふたたび増えてきたということ。これは左がパナール・ディナ、右がシトロエン・アミ8。同じ自動車なのにここまで違うか!といいたくなるほど強烈な顔だが、空冷水平対向2気筒エンジンを積んだ前輪駆動という点では共通だったりするのがおもしろい。
少し前までは街でもたまに見かけたのに、最近はすっかりごぶさたのクルマも、FBMに行けば会うことができる。その中で個人的に目を引いたのはルノー21ターボ。ある意味でジウジアーロらしい、四角四面のリアスタイルが、今見るとけっこう新鮮だ。最近のターボじゃ味わえない、あのドッカン加速は健在なのだろうか。
クラブ参加のクルマたちを除けば、メーカーも年式も関係なく、バラバラにクルマが並んでいるのもFBMの魅力。そこでは意外な発見をすることもできる。たとえばこれ。WRCルックのプジョー206のリアウイングと、シトロエン・アミ6のクリフカットのリアウインドー、角度がそっくりだと思わない?