
ルノーはヨーロッパのメジャーなモーターショーでは必ずコンセプトカーを用意するが、今回は「ビー・ポップ」という名前のコンパクトカーを出している。昨年のパリサロンで出展された「エリプス」に続いて、次期トゥインゴ/ルーテシアのヒントが隠されているのは確実だろう。

展示されるのは、ルノースポール・バージョンとSUVバ-ジョンの2台。ティアドロップ型のサイドウインドーやガラスルーフがエクステリアの特徴だ。キャビンはセンターのアーチで仕切られた4シーターで、シートはセンタートンネルで支えられたフローティングタイプになっている。

エンジンはSUVバージョンが新型カングーにも積まれている1.6リッター、ルノースポールバージョンはターボ付き2リッターとなる。225hpのパワーを発生するとアナウンスされている2リッターターボは、このショーで発表されたメガーヌ・ルノースポールに積まれたものと同じだ。トランスミッションは6速シーケンシャルというから、「クイックシフト5」の6速版といっていいだろう。

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