ルノー/その他のルノー車

ロードインプレッション 2台のルノースポールを乗り比べ(3ページ目)

今年最後のロードインプレッションは、ルノー・ルーテシア・ルノースポールV6と、2.0に設定された限定車「ルノーF1チーム・リミテッドエディション」をお届けしよう。

執筆者:森口 将之

もう1台のルーテシア・ルノースポールは、10月に発表された130台の限定モデル、ルノーF1チーム・リミテッドエディションだ(名前が長いので以下RS・F1と略す)。ヨーロッパのルノーのサイトをいくつかチェックしたが、このようなモデルは設定されていなかったから、日本だけの限定車だろう。


外観は左右に「RENAULT F1 Team」と書かれたオリジナルエンブレムステッカーが追加され、リアスポイラーは本国でオプション設定されている大型タイプになる。リアゲートを開けるとスポイラーがアンテナに当たってしまうが、アンテナは自由に曲がるフレキシブルタイプで、スポイラー側の当たる部分はハイマウントストップランプなので、傷はつかないようになっている。


インテリアはダッシュボードの助手席側に、シリアルナンバー入りのプレートが装着されている。そして逆側の端には、ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)のキャンセルスイッチが追加された。そう、RS・F1は日本仕様のルーテシアRS2.0で、初めてESPを装備したモデルでもあるのだ。本国でも今年の秋に設定されたばかりだという。


ルノーF1チームのスタッフが使用されているのと同じ、ランセル製のキャスター付き大型キャリーバッグが付属しているのもRS・F1の特徴のひとつ。ESPにこのバッグがついて普通のRS2.0の7万円高(272万円)という価格は、割安かもしれない。

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