外観は左右に「RENAULT F1 Team」と書かれたオリジナルエンブレムステッカーが追加され、リアスポイラーは本国でオプション設定されている大型タイプになる。リアゲートを開けるとスポイラーがアンテナに当たってしまうが、アンテナは自由に曲がるフレキシブルタイプで、スポイラー側の当たる部分はハイマウントストップランプなので、傷はつかないようになっている。
インテリアはダッシュボードの助手席側に、シリアルナンバー入りのプレートが装着されている。そして逆側の端には、ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)のキャンセルスイッチが追加された。そう、RS・F1は日本仕様のルーテシアRS2.0で、初めてESPを装備したモデルでもあるのだ。本国でも今年の秋に設定されたばかりだという。
ルノーF1チームのスタッフが使用されているのと同じ、ランセル製のキャスター付き大型キャリーバッグが付属しているのもRS・F1の特徴のひとつ。ESPにこのバッグがついて普通のRS2.0の7万円高(272万円)という価格は、割安かもしれない。