輸入車/注目の輸入車試乗レポート

ジュネーブショー・レポート 3つのミニバンを一挙に紹介(2ページ目)

第72回ジュネーブモーターショーのフランス車は、ときならぬミニバンラッシュになった。市販型のプジョー807とシトロエンC8、参考出品されたルノー・エスパスコンセプトを紹介しよう。

執筆者:森口 将之

エンジンはすべてPSA製。ガソリンが2リッター直列4気筒と3リッターV型6気筒、ディーゼルがいずれも直列4気筒ターボ付きの2リッターと2.2リッターとなる。ガソリンの2機種は日本でも406などでおなじみのものだ。すべて横置きの前輪駆動となる。

一方のルノー・エスパスコンセプトは、名前のとおりまだ市販車ではない。でも、ほとんどこの状態のまま今年の秋ぐらいに正式デビューを飾るという見かたが濃厚だ。1984年に発表された初代以来、今度のモデルで4代目となる。ミニバンとしては長いキャリアの持ち主だ。

デザインはエスパスの伝統を受け継ぎながら、アヴァンタイムやヴェルサティスのモチーフを取り入れたもの。807/C8と違ってリアドアはヒンジ式だ。2.16平方mもの大きさを誇る大型ガラスサンルーフ、ショーモデルならではの19インチホイール/タイヤが特徴だ。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます