任意の自動車保険には等級が設けられています。この等級、上がれば上がるほど保険料が割引になりますが、スタートは6等級からが基本(セカンドカー割引適用時のみ7等級から)。等級を上げるには1年間無事故で過ごして、やっと1等級上がるのです。逆に事故を起こして保険を使うと3等級下がってしまいます。若いドライバーさんは等級もさることながら、年齢条件も「全年齢担保」「21歳未満不担保」などになるため、保険料が安くならないのが実情です。
自動車保険ではこのように等級が設けられています。若い人が6等級からスタートするよりも、お父さんが6等級(7等級)から入り直したほうがオトク!
覚えておいて損のない方法ですが、以下の条件が必須となります。
■新規に購入した車があること
■保険の契約者が同一であること(例の場合ならお父さんの名義)
■子供は同居の親族又は生計を共にする別居の未婚の子供であること
ほかにも「2台の車両の所有者が同一」など細かい部分は保険会社によって変わるようです。またお子さんが独立や結婚して、別居する場合などは事前に保険の名義を変更しておかないと等級が引き継ぐことができません。先々のことはおいおい考えるとして当面は一緒に暮らす方なら、ぜひ利用しましょう。
新車購入時にはディーラーに保険の見積もりも提示されます。そのまま決めてしまわずに、ぜひこの方法をお試しあれ。
またこの方法は保険会社が異なっても大丈夫ですが、始期日を合わせないと無保険車の状態に陥ってしまいます。間違いがないように保険会社の担当者に相談してみましょう。